ミキさんは夫・吾郎さんと、幼稚園に通う息子・翼君との3人家族。口先ばかりで、ゴミ出しすら手伝おうとしない吾郎さんに、ミキさんはモヤモヤを抱えています。
ミキさんと吾郎さんは夫婦で収入に差があります。吾郎さんはそのことを持ち出して、ミキさんのパート収入をバカにする発言を連発。ミキさんは、ひとりで家事や子育てをこなしながらパートに出て精一杯頑張っていることを伝えますが、「まだ稼げる」「うちが貧乏になってもいいの?」「教育費とか足りる?」と吾郎さんの嫌味は止まりません。ミキさんがパートを増やす代わりに家事育児の分担を求めても、「主婦なんだから」と拒否。さらに「扶養ギリギリまで働いたら少し手伝う」という一方的な条件を突きつけられ、とうとうミキさんは怒りを爆発させます。
「そんな無茶なシフトは入れてもらえない」と言われると吾郎さんは……。
夫の言葉に乗せられる妻…












「あと3万円増やせたら家事を手伝うよ」という夫の言葉に、ミキさんの心は揺らぎます。
けれど同時に、本当に手伝ってくれるのかという不安も拭えません。
そこでどのくらい手伝ってもらえるのか尋ねると、吾郎さんは曖昧な返事をします。
それを聞いたミキさんが吾郎さんに詰め寄ると、「できるだけ頑張るって意味だよ」と慌てて言い直しました。
ミキさんは、「家事の大変さを知ってもらういい機会かもしれない」と考え、パートのシフトを増やせるか確認してみようと決意するのでした。
「あと3万円稼げたら手伝う」と条件を出す一方で、自分がどこまで家事や育児を担うのかは曖昧なままの夫。その姿勢に、モヤモヤを感じた方も多いのではないでしょうか。
家事や育児は、本来どちらかが“手伝う”ものではなく、家族として一緒に担っていくもの。具体的な分担が見えないまま負担だけが増えてしまえば、不公平感が生まれてしまうのも無理はありません。
そして迎えたラストでは、「3万円増えたら何買おうかな、時計かな」と楽しそうに考える夫の姿が――。
妻の努力や負担の先にあるものが、家族のためではなく自分へのご褒美の発想だったことに、思わず考えさせられる展開でしたね。
収入も家事も、“条件”ではなく、お互いを思いやる気持ちから分かち合える関係でありたいものです。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

