
3月30日(月)より放送されるドラマプレミア23「産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系)で宮澤エマが主演を務め、浅香航大と北山宏光が共演することが決定。放送決定に伴い、宮澤と浅香と北山からコメントが到着した。
■意識的に子供を持たない夫婦が予期せぬ妊娠をきっかけに崩れていく姿を描く
同ドラマは、北実知あつきの漫画『DINKsのトツキトオカ 「産まない女」はダメですか?』が原作。共働きで子供を意識的に作らない・持たない“DINKs”として、夫と穏やかで自由な日々を送る主人公が、夫の計画的な裏切りで予期せぬ妊娠をしてしまう。音を立てて崩れ去る日常の中で、“家族の形”を見つけるべくもがく主人公と衝撃の真実を隠し持つ登場人物。正解のない選択に向き合い続けるリアルな葛藤を描く社会派ヒューマンドラマだ。
主演の宮澤演じる主人公・金沢アサは、将来、自分の美容室を持つことを夢みるフリーの美容師。毒親に育てられた過去があり、夫婦で子供を持たない“DINKs”選択をしている。しかし、最も信頼していた夫が仕掛けた裏切りにより、望まぬ妊娠をしてしまうという役どころだ。宮澤は本作が地上波連続ドラマ初主演となる。
一方、浅香が演じるアサの夫・金沢哲也は、アサと共に子供を持たない選択をしたにも関わらず、とある理由から密かに父親になることを夢見ている大手メーカー勤務の会社員で、北山が演じるシングルファーザーの緒方誠士は、アサと同じシェアサロンで働く同僚で、夫の狂気によって家庭という“密室”で追い詰められていくアサの孤独と恐怖にいち早く気づき、傷ついた心を不器用ながらも包み込み、一番近くで支え続け、唯一の理解者となっていく。
■イントロダクション
結婚3年目、金沢アサ(宮澤エマ)と夫・哲也(浅香航大)は共働きで意識的に子供を持たない“DINKs”として、穏やかで自由な日々を送っていた。毒親に支配された壮絶な過去から「子供は絶対に持たない」と心に誓っていたアサ。周囲からの「子供はまだ?」「作らないなんて変」という無遠慮な言葉に傷つくこともあったが、哲也の「2人で生きていこう」という言葉が、彼女の心の支えだった。
しかし、その信頼は残酷な形で裏切られる。密かに「父親になりたい」と願っていた哲也は、アサの意思を無視し、避妊具に穴を開け、避妊に失敗したように見せかける。何も知らないアサは、体調不良を感じて訪れた産婦人科で、衝撃の妊娠事実を告げられる。さらに運命のいたずらか、そのクリニックには哲也の高校時代の後輩・望月沙也香が勤務していた。望まぬ妊娠と、夫の過去を知る女。幾重にも重なる運命の歯車が、アサの人生を狂わせていく。
■宮澤エマ(金沢アサ役)のコメント
最初にお話を頂いた際、センセーショナルな題名に驚き、慎重な気持ちで原作漫画を読み始めました。心がえぐられる展開に夢中になり、とにかく結末が知りたくて一気に読み進めました。この作品で語られる「家族」「夫婦」「子供」に関してはさまざまな意見や価値観が当然ありますし、ドラマチックな物語がどんな物議を醸すのか未知数で、アサという役をお受けするのを躊躇する気持ちも正直ありました。
でも、とても繊細な題材だからこそドラマというフィクションの中で大事な一石を投じたいという制作陣の熱い思いを聞き、主演を任せてくださるお気持ちにお応えしたいと決意しました。望まない状況に翻弄されつつ自分なりの正解を探して必死に立ち向かっていくアサを心の限り繊細に演じたいと思っています。撮影は始まったばかりですが、とにかく観たい!先が知りたい!と毎週思っていただけるように浅香さん、北山さんをはじめ素晴らしいキャストとスタッフの皆さまと全力で挑みます。ぜひ、応援していただけましたら幸いです。
■浅香航大(金沢哲也役)のコメント
センセーショナルなタイトルのため、覚悟して台本を初読しましたが、登場人物の強烈なせりふや行動に胸が苦しくなりました。誰もが知らずして「母性神話」の類を振りかざしてしまうことがあり得る。僕も母から産まれた一個人として、能動的に学ぶべきことがあると思いました。
僕の演じるてっちゃんの愚かしさは、もはやホラーです。しかし、人の価値観はそれぞれで、人生や愛について、明確に教わることもなかなかありません。彼は、バイアスのかかった人生を突き進んできたのだと思います。てっちゃんの曲技飛行のような感情の動きをぜひ、楽しんで観ていただきたいです。センシティブな内容となりますが、真摯に向き合い、大胆に楽しんで演じたいと思います。
■北山宏光(緒方誠士役)のコメント
「産まない女はダメですか?」このタイトルを見たときにまず作品の持つ力強さを感じました。読み進めていくうちに、人の幸せというのはそれぞれの考え方、生き方で自由であり男女によってもさまざまな側面があることを改めて突きつけられました。
きっと観だしたら抜けられない、重厚感のある作品になっていくと思います。撮影では、観てくださる方が「自分ならどうするだろう」と考えられる余白を大切にしたいです。緒方の中にある弱さや迷いも含めて、誠実に演じ切れたらと思っています。原作のファンの方にも納得していただけるよう最終話まで一つ一つ丁寧に演じていきたいと思いますので、ラストまでぜひご覧ください。
■原作者:北実知あつき氏のコメント
ドラマ化してくださり、とてもうれしく思っております。関係者の皆さま、お力添えくださった皆さま本当にありがとうございます。このお話は、産まないと決めた女性が身籠り、そこから葛藤や裏切りに直面するというドロドロとしたお話です。
その中にはさまざまな種類の暴力が出てくると思い描いております。ドラマでは主人公・アサがそんな中でどう決断していくか、お話がどう展開していくか、そして役者さまたちがどう演じてくださるか、皆さまに観ていただけたらうれしいです。
■プロデューサー・監督:太田勇氏(テレビ東京 ドラマ室)のコメント
『産まない女はダメですか?』――今の日本では、なかなか言葉にしづらいこの問いを、ドラマという形でまっすぐ見つめてみようとする作品です。本作で描きたいのは、「産む」「産まない」、どちらを選んでも必ず生まれてしまう葛藤や痛み、悩み、その奥にあるそれぞれの生き方の覚悟と尊厳です。どんな結論も正解、不正解ではなく、「それも一つの選択だ」と社会が等しく認められるようになる、そのきっかけのひとつになれたら幸いです。
そして――とはいえこれは、真面目な“お勉強ドラマ”ではありません。「え!?そこでそうなるの!?」の連続で、パートナーの裏切りやモラハラ発言、親からの歪んだプレッシャー、狂気じみた初恋の人まで登場し、感情のジェットコースターが止まりません。 特にアサの夫・哲也は、色んな危うさを抱えた“問題だらけ”の夫です。毎週、アサの気持ちになってヒヤヒヤ、ハラハラしながら、その暴走ぶりを楽しんでいただけたらと思います。

