毎日ドリル 脳トレクイズに挑戦
母「ええっ!?私、新しい病院へ行った?」今、行ってきたばかりなのに #母の認知症介護日記 286

母「ええっ!?私、新しい病院へ行った?」今、行ってきたばかりなのに #母の認知症介護日記 286

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

ワフウフさん姉妹は、母・あーちゃんが施設に入居する際に交わした契約書を確認していました。そこには「施設内診察 有」「健康診断 有(実費)」と書かれているだけで、施設内で診察を受けることがルールではないと受け取れます。しかし、トラブルを回避するために、念のため施設の本社に電話で確認をしたのですが「少々お待ちください」「施設に確認してください」と、なかなか話が進まず……。結局「診察は自由ですから!」とかなり雑な対応をされ、知りたいことは知れたけれど、本社の対応の悪さにも気付いてしまい、複雑な気持ちになったのでした。

古い記憶は押し出される…!?

施設の本社に電話をして、施設内で診察や検査を受けなくてもよいと確認できたワフウフさん姉妹は、施設長さんに今後は施設内での診療や検査は受けないと伝えました。そのとき、施設長さんがこれまでの経緯を知らなかったことが判明。詳しい経緯を知った施設長さんは、そんなことがあったのなら当然の判断だと、ワフウフさん姉妹の決断に理解を示してくれて、「また何かあったら直接、僕に言ってください!」と心強い言葉までもらえました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

こんなことを言いながらも、読者の皆さんからいただいた声はありがたく拝見しています……!

母の認知症介護日記/ワフウフ

新しい糖尿病専門の病院へ行った日。診察を終えると12時半過ぎでした。午前中から「おなか空いた」と言い続けていたあーちゃんは、すでにおなかペコペコの状態のようで、何を話しても「おなか空いた」としか答えず、会話が成り立ちません……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

姉・なーにゃんは用事があったので、ここでお別れ。私はあーちゃんとランチへ行きました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

ランチを終え、あーちゃんに疲れが見えていたので、そのまま施設へと戻りました。あーちゃんの部屋には「29日は新しい病院」というメモが複数貼ってあったので、はがそうとすると「ちょっと待って!」と、あーちゃんが内容を確認してきました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

そこで、もう新しい病院には行ったため、間違えるといけないから処分しようと伝えたのですが……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

あーちゃんは驚いていました。そしてなぜか、「病院=姉に連れて行ってもらう」と思っているようで……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

私が一緒に行ったという記憶はどこへやら……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

気まずいながらも、私も一緒に行ったことを話します。しかし、それを聞いたあーちゃんは、またもや「病院に行った!?」と驚き、話は堂々巡りです……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

あーちゃんの記憶は、蓄積されていくのではなく、押し出し式なのかも……!?

新しい糖尿病専門の病院へ行った日。診察が終わったのは12時半過ぎで、午前中からおなかが空いたと言っていたあーちゃんは、もうおなかペコペコの状態。何を話していても「おなか空いたわね」としか言わなくなってしまっていました。用事があった姉とはそこで別れ、私はあーちゃんと昼食へ。

おなかを満たしたあーちゃんは満足そうでしたが、そろそろ疲れが見えてきたので、そのまま施設へ戻りました。あーちゃんの部屋に行くと「29日は新しい病院」と書かれたメモがあちこちに貼ってあったので、「もう済んだからはがしておこうか」と言って私がメモをはがすと、あーちゃんはすかさず「ちょっと待って! なんて書いてあるの?」と言い、メモを確認したのですが……。

日付の理解が曖昧になっている上に、記憶がなくなっているので、自分がすでに病院に行っていたことに、あーちゃんは驚くだけ……。そして、なぜか病院へ行く=姉と一緒という認識らしく、私も一緒に行ったと伝えると、さらに驚いていました。あまりにもおなかが空き過ぎて、食事をしたらそれ以前のことは全部記憶から抜けてしまっている…? あーちゃんのメモリーは押し出し式なのかしら。

--------------

認知症だから仕方がないとはいえ、どこに行ったのかを忘れてしまったとしても、せめて誰と行ったのかは覚えていてほしかったですね……。でも、ランチに行けたといううれしい記憶が残っているのなら、あーちゃんとしては幸せだと思うので、考えようによっては喜べることなのかもしれません。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/ワフウフ
昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。 2023年4月、書籍「アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護」発売。

配信元: 介護カレンダー

提供元

プロフィール画像

介護カレンダー

「介護」は、必要になる年齢も、その期間も、人によってさまざま、先が見えません。そしてそれは突然やって来ます。特別養護老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、サービス付き齢者住宅など、名前を聞いたことはあるけれど、いざ入居の検討を始めるとなると、わからないことばかりで、なかなか先に進めません。介護カレンダーは、そんな「介護に対する不安」をおもちのかたに向けた情報サイトです。