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国内患者数約3万人「重症筋無力症」治療の新時代―新薬登場で個別化治療進展にも期待

国内患者数約3万人「重症筋無力症」治療の新時代―新薬登場で個別化治療進展にも期待

アイマービーの臨床試験結果

国際共同第III相試験で有効性を確認

アイマービーの有効性は、国際共同第III相試験「Vivacity-MG3試験」で検証されました。標準的な治療で十分にコントロールされていない全身型重症筋無力症の患者さん199例が参加し、24週間の二重盲検期間でプラセボ群とアイマービー群が比較されました。

主要評価項目である日常生活動作スコア(MG-ADL)の変化量では、すべての解析集団でアイマービー群がプラセボ群を上回り、統計学的な有意差が示されました。アイマービーは投与開始2週目から改善が見られ、24週まで改善が続き、その後48週まで安定した改善レベルが維持されていました。

ステロイド減量も可能に、12歳以上の小児にも承認

継続試験では、最終観察時にステロイドを減量できた患者さんが56.8%、中止に至った患者さんが8.5%いました。「ステロイド減量ができた患者さんたちも、症状が悪化することなく安定して減量が可能だったことが示されています」と長根医師は報告しています。

また、アイマービーは成人だけでなく12歳以上の全身型重症筋無力症に対しても承認を取得しており、FcRn阻害薬として初めての小児期への適応となりました。安全性については、頭痛や上気道感染がこれまでのFcRn阻害薬と同様に報告されています。また末梢のむくみや筋けいれんはアイマービーに特徴的な有害事象として注意が必要です。

長根医師は講演の最後に、「分子標的薬の選択肢が増えてきている状況にあり、患者さんの状況に応じた個別化治療が今後進展する可能性が期待されています」と締めくくりました。

講演者:長根百合子医師(総合花巻病院 脳神経内科 部長)
主催:Johnson & Johnson(ヤンセンファーマ株式会社)
開催日:2025年11月12日

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配信元: Medical DOC

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