ある日、3歳の息子と義父と夫と私で温泉に行きました。私は、子どもを夫と義父に任せてゆっくり温泉を楽しみました。温泉から出て、休憩所でお昼ごはんを食べていると言う3人のもとへ向かうと……。
義父さん！ ちょっと待って！！
「何を食べているのかなー？」とワクワクしながら休憩所へ行くと、息子と義父が蕎麦を食べていました。
「お義父さん！ 息子は蕎麦を食べたことがないんです！」。慌ててそう言うと、義父は「おいしいって言って食べてるよー」とニコニコして言いました。
「蕎麦ってアレルギーがあるから、食べるのは慎重にしてほしいってことです！」と言うと、そこで初めて義父は気付いてくれました。しかも、息子の食べていた蕎麦は義父の食べかけの蕎麦でした。
その後、食べたものや、アレルギー食品には気をつけるように伝えてあったのに、義父に注意せず見ていた夫に説教しました。
◇ ◇ ◇
今後、義両親に子どもを預けるときは、アレルギーについて説明し、まだ食べたことのない食べ物や食べられない物など注意事項を伝えようと思いました。
著者：小林翔子／30代女性・公務員。4歳・0歳の兄妹を育てる母。教員だけど、子育ては難しい。
イラスト：いずのすずみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者：助産師 松田玲子医療短期大学専攻科（助産学専攻）卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
