
福士蒼汰が主演を務めるドラマ「東京P.D. 警視庁広報2係」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第5話が2月24日に放送。公金横領疑惑のガサ入れ目前に誘拐事件が発生し、報道協定を巡って警察と記者たちが対立する様子が描かれた。(以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■捜査二課は若手政治家の公金横領疑惑に迫る 同時期に誘拐事件が発生
捜査二課の刑事・仙北谷(味方良介)らは、若手政治家・若草(勢登健雄)の公金横領疑惑を追っていて、2年もの歳月をかけ、ガサ入れ目前までこぎつけていた。
その翌日、資産家・野上京香(加藤英美里)の息子・晃(高木波瑠)の誘拐事件が発生。今泉(福士)ら警視庁広報課2係にも、この事件の情報が届く。ただし、人質の命に関わる誘拐事件の情報は、特に慎重に扱わなければならず、今泉ら広報2係の面々は、記者たちに知られることなく動くことに。
目くばせをしながらメモを回し、事件の情報を共有する広報2係。部屋には記者が常駐しているため、平穏を装って通常業務にあたる。

■締結された「報道協定」 しかし、捜査一課からの情報に記者から不満
しかし、稲田(金子ノブアキ)ら記者たちも独自のルートから晃の誘拐事件を把握。さらに広報2係の様子を見て、何か大きな事件が動いていると確信する。
一方、捜査一課は晃を誘拐した車両のナンバーから車の居場所を特定するも、すでに晃を引き渡した後であり、誘拐犯は闇バイトの運び屋だった。
一筋縄ではいかない誘拐事件。そんな中、ついに捜査一課から“報道協定”の要請が出た。犯人を刺激しかねないため、事件に関する報道をメディアに控えてもらう代わりに、捜査状況を記者たちに随時共有する決まりだ。
「人質の命がかかっているのだから承諾するはず」と考える今泉だが、マスコミたちはシビアだ。事前に誘拐事件の情報を掴んでいた記者たちは、全社に同じ情報が行き渡ることに難色を示す。報道協定は報道各社全社が承諾しないと成立しない。
下地(正名僕蔵)らの説得によりなんとか協定が結ばれたものの、その後会見には捜査一課長が出てくることはなく、わずかな情報しか提供されない。そんな状況に、記者からは「協定違反だ」と次第に不満が漏れ出す。

■捜査一課が隠している情報とは…一課vs二課の闘い勃発
捜査一課が隠している情報を無理矢理にでも得ようと動き出す広報2係。熊崎(吉川愛)は捜査会議に事務員を装って入り、スマホで捜査資料を撮影する。さらに、今泉と時永(竹財輝之助)は男子トイレの用具入れに潜り込み、捜査一課・巨椋(吉原光夫)の立ち話を盗み聞きする。
そして掴んだのは、一課が追う誘拐事件で子どもが監禁されているマンションの目の前が、二課が追う若手政治家・若草の愛人が暮らすマンションだいうこと。つまり、一課は二課と捜査現場がかぶってしまい、二課にバレて誘拐事件に影響が出ないよう、マスコミへの情報も最小限にしていたのだ。

■先に入るのは一課か、二課か…安藤は同時に動くことを提案する
広報2係の説得により、捜査一課と二課の協議が行われた。「人命が関わるのであれば譲ってくれるはず」と考える今泉だが、二課は「若草をあげれば裏金問題に切り込める」「少しでも勘づかれたら終わり」と2年かけて掴んだヤマを譲らない。
もし一課が先に入れば、二課の追う若草が勘づき証拠隠滅されてしまうかもしれない。しかし、人命救助のためには時間との勝負――。
そこで安藤(緒形直人)は、一課と二課が同時に動くことを提案。そしてそれを全てマスコミに伝えることで、同時に解決できるという。「先手を打てば主導権はこちらが握れます。一課長自らの言葉があればなおいいかと」と安藤。
2つの事件が動き出す。捜査一課長・北川(津田寛治)が会見を開き、記者たちに状況を説明。2つの事件を解決するために、周辺への記者の立ち入りを禁止した。ざわつく記者に対し、「こちらも誠意を見せたんだからそちらも誠意を見せてください!」と頭を下げる北川だった。

■子どもの命に危険が迫る中、今泉が妙案をひらめく
二課が若草議員の愛人宅へガサ入り次第、監禁部屋へSITを突入させるという計画を進めていたものの、事態は急変。仲間と連絡が取れなくなった犯人が錯乱状態になり、晃に暴行を振るい始めたのだ。さらに、若草の乗った車が渋滞にはまり、到着が遅れる見込みに。
このままでは晃の命が危ない――自分の過去と重ねた今泉は、二課を先に動かすことを思いつく。「家宅捜索だと、捜査員が列をなしてマンションに入りますよね。それを記者に囲んで報道してもらうんです。犯人は今、警察にバレたかと疑心暗鬼になっています。ですが家宅捜索を見れば、自分の誘拐はまだ気づかれていないと考える。その油断した隙に突入すれば…」と進言する。

■事件は解決 しかし記者・稲田の鋭い視線
今泉からの提案を受けて、若草の愛人宅の周りには記者が駆けつける。さらに捜査員が入っていく様子を見て、安堵する犯人。そこにSITが突入し、晃は無事保護された。
事件は解決。広報の行動が事件を解決に導けたこと、記者と良い関係を築き始めていることを実感し、「この関係も悪くないか」と満足気な今泉。
一方、北川捜査一課長のもとに、記者・稲田が訪れる。「不発でよかったですね。2発とも。被害者に当たらなくてホントによかった。命拾いしましたね、出来の悪い改造銃で」と言い、「中央医科大病院の医療過誤、そろそろっすよね?」とメモを渡す。舌打ちをしながら、何かを書き、睨みながら手渡す北川だった。
■緊迫の展開に「臨場感がすごかった!」と視聴者興奮 今泉の成長には喜びの声
捜査一課と二課が同じ現場で対峙し、緊迫した縄張り争いが繰り広げられた今回。SNSには、「ずっとハラハラで見ていました」「緊迫した状況下、どうすればよいのか必死に考えるみんなに釘づけ」「臨場感がすごかった!」と、手に汗握る展開に興奮の声が集まった。
また、マスコミ嫌いだった今泉が、広報という仕事に次第にやりがいを見出していく変化も大きな見どころに。視聴者からは、「一課長に認められて嬉しそうだったなぁ」「今泉くんが広報にいたからできた提案だったね」「咄嗟の提案、素晴らしかった!」と、成長と活躍を喜ぶ声が多数寄せられた。


