
高石あかりがヒロインを務める連続テレビ小説「ばけばけ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。2月26日放送の第104回では、トキ(高石)たちがイセ(芋生悠)が「呪われた女」とうわさされる理由を聞く様子が描かれ、イセの悲しい過去が明らかになった。(以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■ヘブンのために言い伝えを語り合うが、どれも期待外れに
トキは吉野イセを、丈(杉田雷麟)と正木(日高由起刀)は村上茂吉(緒方晋)をヘブン(トミー・バストウ)のもとへ連れてくる。イセと茂吉はそれぞれが知る“言い伝え”を語り合うが、日本好きなヘブンは2人が語る言い伝えを知っており、期待が外れて不機嫌に。
みなが諦める中、トキはイセに「イセが呪われている」話をしてほしいと願う。頑なに語ろうとしないイセ。さらに、茂吉は「近くにおって呪われたらたまらん」と逃げ出してしまう。

■イセが「呪われた女」と言われる理由…その悲しい過去とは
ついにイセの重い口が開かれる。それは、「人形の墓」という言い伝え――。
イセは10歳の頃、両親と兄と4人で暮らしていた。ところが父と母が相次いで病で急死してしまう。村には一軒の家で1年のうちに2人死ぬとすぐに3人目が死に、4人目から先はたとえ生き延びたとしても呪われた一生を過ごすという言い伝えがあり、藁人形を入れた人形の墓といわれる小さな墓を作ればそれが避けられると言われていた。
しかし、イセと兄は迷信だと信じなかった。すると兄も亡くなり、残されたイセは慌てて藁人形を作って墓を作ったものの、大病にかかり生死をさまようことに。借金に苦しみ、頼る親戚にもお荷物扱いをされ家を出されてしまう。そして、周りからは言い伝えどおり呪われたのだと避けられ、今まで生きてきたという。
■トキ、“呪い移し”でイセの心を救う 初めてあふれたイセの笑顔
言い伝えをやぶったから自分が呪われてしまった――。それが、イセが言い伝えを信じる理由だった。「呪われる前に塩まいてお清めしてください」と言い残し、立ち去ろうとするイセ。
その時、トキはイセが座っていた座布団に座る。熊本に伝わる、“温もりがあるうちに座るとその人の不幸せが移る”という言い伝え。「言い伝えば、バカにしたらいかんですよ」と忠告されたトキは、にやりと笑いこう言う。「呪われるとか…楽しくて…ゾクゾクします…」
みなが呆然とする中、トキの息が上がり始める。「おイセさん…不幸せ…私に乗り移ったけん。これからはきっといいことある。昔は私も…ええことなかった。今はええこと…いっぱいある」そう言って満面の笑みを見せるトキ。
思わず笑顔があふれ、感謝の気持ちから頭を下げるイセ。そしてトキはばたりと倒れてしまう。

■ヘブンは執筆活動を再開 トキの言葉と心がヘブンにスイッチを入れる
その晩、ヘブンは机に向かい執筆に励んでいた。イセの話、そしてトキの優しく強い心が、ヘブンの執筆意欲をかき立てたのだ。
ヘブンは「フシアワセ…ノロイ…ウツル…シマシタ」と、トキが座っていたところにブードゥー人形を置く。微笑むトキに、「アナタノコトバ、アナタノカンガエ、ワタシ、ヒツヨウ。モット…モット…ネガイマス」と、怪談を語り合った松江時代の言葉を優しく告げるのだった。
■イセが悲しい過去を語るシーンに「トキちゃん優しすぎる」と温かいコメント
イセの悲しい過去、そしてその悲しみや不幸まで包み込むトキの優しさが描かれた今回。SNSには「イセさん、トキちゃんが呪いの話を受け止めてくれましたね」「イセさんのパッと輝くような笑顔…素敵でした」「トキちゃん、優しすぎる」「イセさん、これからはきっといいことがあるよ!」と感動のコメントが相次いだ。
また、トキの心や言葉がきっかけで執筆のスイッチが入ったヘブンには、「トキちゃんの考えはヘブンさんにとって大事な視点なのね」「お互いに認め合って、いい夫婦だなぁ」といった温かい声が寄せられた。
※高石あかりの「高」は正しくは「はしごだか」


