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「不整脈とストレス」の関係とは?放置してはいけない“5つの症状”も医師が解説!

「不整脈とストレス」の関係とは?放置してはいけない“5つの症状”も医師が解説!

「不整脈」とストレスとの関連性が高い病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「不整脈」とストレスが特徴的な病気、放置するとどのようなリスクが起こるのかを紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

不整脈

ストレスにより自律神経のバランスが崩れると、交感神経が優位となり、不整脈が起こりやすくなることがあります。
症状としては脈が飛んだり、速くなったりします。医師により軽症と診断された場合には、休息をとり、ストレスを軽減することで症状の改善が期待できます。動悸を繰り返す場合には、循環器内科を受診し、心電図やホルター心電図などの検査で不整脈を診断します。ただし、「意識がなくなる」「強い胸痛や呼吸困難がある」場合には、救急車を要請し、速やかに医療機関を受診しましょう。
必要に応じて薬物療法、ペースメーカ治療、カテーテルアブレーションなどの治療が行われます。

自律神経失調症

自律神経失調症とは、自律神経のバランスが乱れることによって起こる状態を指します。器質的疾患(検査で診断される明らかな身体の病気)がなくても、動悸やめまいなどが起こっている場合、病状を説明するときに用いられることがあります。
実際の医療現場では、以下のような病態が「自律神経失調症」と説明されることが多いです。

・不安障害

・パニック障害

・身体症状症

・機能性身体症候群(過敏性腸症候群、慢性疲労症候群など)

・起立性調節障害

動悸、めまい、息苦しさ、倦怠感などがある場合には、まずは内科や循環器内科で検査を行います。明らかな内科的疾患がなければ、心療内科や精神科の受診を検討します。

動脈硬化

動脈硬化とは、血管が硬くなったり、動脈内にプラーク(コレステロールなどの塊)がたまって、血管の内腔が狭くなったりする病態です。主な危険因子として、加齢、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙があります。
ストレスがかかると、以下のことが起こります。

・交感神経が優位となり、血管が収縮し、血圧が上昇する

・ストレスホルモン(コルチゾール)が増えることで、血糖値やコレステロールの代謝が乱れる

そのため、慢性的なストレスにさらされていると、動脈硬化が進行しやすくなります。
適度な運動、散歩や自転車などの有酸素運動はストレス解消にもつながり、運動自体も動脈硬化予防に役立ちます。食事としては、塩分・飽和脂肪酸(動物性の脂など)・糖分を控え、野菜・魚・食物繊維を積極的に取り入れることが大切です。
健診で血圧、コレステロール、血糖値の異常を指摘された場合は、自覚症状がなくても放置せず内科や循環器内科を受診しましょう。

狭心症

狭心症は、冠動脈(心臓を栄養している血管)が動脈硬化で狭窄し、心臓に必要な酸素や栄養が届きにくくなることで起こるとされています。持続的なストレスは、動脈硬化を進行させることで、狭心症を起こす一因となり得ます。
またストレスそのものでも、冠動脈の痙攣(けいれん)による狭心症を起こす引き金となり得ます。これは冠動脈が痙攣により一時的に強く縮んで、心臓への血流が低下する状態で、冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせい・きょうしんしょう)といいます。夜間や早朝の安静時に起こりやすいとされています。
心臓の筋肉に十分な血流が行き渡らなくなると、以下のような症状を起こします。

・胸の痛みや圧迫感

・心窩部(みぞおち)の痛み

・のど、あごや歯の痛み

・左腕や左肩の痛み

動脈硬化による狭心症では、多くは坂道を上るときや運動時に起こります。症状が数分程度で落ち着き、その後も症状がまったくなければ、安静にして様子を見ることも可能です。しかし、初めての症状である、その後も胸部症状や息苦しさが残る、短時間で改善しても症状を繰り返す場合や、胸痛や圧迫感などの症状が20分以上も続く場合には、冠動脈が詰まりかけているサインかもしれないため、救急車を要請するなど、救急外来や循環器科を受診しましょう。

「不整脈」が起きてストレスが気になるときの正しい対処法は?

症状があるときは、楽な姿勢で座るか、横になりましょう。深呼吸を行い、ゆっくりと息を吐いて緊張を和らげます。体が冷えていると自律神経のバランスが乱れやすいため、上着を羽織る、温かい飲み物を飲むなど、体を温めるのがよいでしょう。ただし、のぼせている場合には無理に温める必要はありません。
アルコールやカフェインは睡眠の質を下げてしまうため、控えましょう。またスマートフォンは寝る前に見るとついSNSなどをチェックし、睡眠時間が短くなってしまうことがあるため、なるべく見ないことをお勧めします。入浴は38~40℃程度のぬるま湯にゆっくりつかることが、リラックスを促し、自律神経の働きを整えるのに役立ちます。
検脈は以下のように行います。

・手首で測る:親指側の手首の内側(橈骨動脈)に、人差し指と中指を軽く当てます

・強く押しすぎない:軽く触れる程度で、脈を感じ取ります

・30秒数えて2倍、または1分間数える:1分間当たりの脈拍数を確認します

・リズムを見る:規則正しいか、飛ぶ感じか、乱れているかをみます

医療機関を受診する目安としては、

・脈がバラバラで、乱れている

・安静時の脈拍が1分間で100回以上または60回未満

・脈拍が60~100回の間でも動悸、めまい、ふらつきなどの症状がある

などがあります。

配信元: Medical DOC

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