プリン体の効果

体内で細胞の材料となる
プリン体は、DNAやRNAといった核酸を構成する成分のひとつで、アデニンやグアニンなどの塩基として存在しています。核酸は細胞の中で遺伝情報を保持し、たんぱく質の合成や細胞の増殖など、生命活動の基本となる働きを担っています。
このように、プリン体は細胞の設計図を支える重要な材料のひとつです。
エネルギー源となる
プリン体は、体内でエネルギーの受け渡しを行うATP(アデノシン三リン酸)の構成成分でもあります。ATPは筋肉の収縮、神経の伝達、心臓の拍動など、体のあらゆる生命活動に必要なエネルギーを供給する物質です。プリン体そのものが直接エネルギーになるわけではありませんが、ATPの構造の一部として、エネルギー代謝を支える重要な役割を果たしています。ATPは人間だけでなく、細菌や植物などほぼすべての生物が利用している共通のエネルギー通貨です。
プリン体が少ないアルコールランキング

参照:公益財団法人痛風・尿酸財団
焼酎25度
焼酎100mlあたりプリン体は0mg
焼酎は蒸留酒の1つで、醸造酒を蒸留して作るお酒です。醸造酒とは、原料に酵母を加え、アルコール発酵させて作るお酒のことで、代表的なものにワイン、ビール、日本酒があります。蒸留酒は、醸造酒を加熱して気体にし、それを冷やして液体に戻して作られるお酒のことです。蒸留の過程でプリン体が取り除かれるため、蒸留酒にはプリン体がほとんど含まれていません。そのため、焼酎には実質的にプリン体はほとんど含まれていないと言えます。
ウィスキー
ウィスキー100mlあたりプリン体は0.1mg~0.3mg
ウィスキーも蒸留酒の1つで、主に穀物(大麦、とうもろこし、ライ麦、小麦など)を原料として作られています。発芽させた穀類を糖化し、酵母を加えて発酵させ、その後、蒸留して、木製の樽につめて熟成させます。数年の熟成で琥珀色に変化し、複雑な香りも作られます。
ブランデー
ブランデー100mlあたりプリン体は0.4mg
ブランデーは、果実もしくは果実及び水を原料として発酵させたアルコール、または果実酒を蒸留したものです。ぶどうを主原料とするグレープブランデーと、ブドウ以外の果実を主原料とするフルーツブランデーがあります。

