育休は単なる休暇ではなく育児に専念するための制度
育児休業は、厚生労働省の資料によると「労働者が原則として1歳に満たない子を養育するためにする休業」と定義されています。育休の過ごし方は家庭によってさまざまで、実際には「思うように休めなかった」と感じる人も少なくありません。
制度上は子どもを養育するための期間とされていますが、育児や生活の変化に向き合う中で、想像以上に負担を感じるケースもあるようです。

こうした育休中の生活のズレや、周囲との関係が少しずつ積み重なっていく様子は、しろいぬしろさんのコミックエッセイ「とるだけ育休の夫はいらない」の中でも描かれています。
作中では、育休中のストレスが重なり、主人公・梨香子が帯状疱疹を発症してしまう場面も登場します。そんな梨香子の姿は、決して特別なケースではなく、育休中に起こりうる現実の一端なのかもしれません。
育児と仕事の両立に役立つ「育児休業制度」という選択肢
育休中は育児に専念する時間である一方、収入や仕事、復職後のキャリアについて不安を抱える人も少なくありません。実際、アンケートでは「育休中に夫の転勤が決まってしまった」「長期間仕事から離れることで、同僚が先に進んでいるように感じ、焦りを覚えた」といった声も寄せられました。育児と仕事を一人で抱え込まざるを得ない状況が続くと、心身の負担が大きくなり、梨香子のように体調を崩してしまうケースもあります。
近年は、男性の育休取得率も少しずつ上昇しており、家庭の状況に応じて育休を取得するケースも増えています。また、一定の条件を満たすことで、育休期間を延長できる制度もあります。
制度を利用しながら、パートナーとの育児家事分担についてもしっかり話し合い、ひとりだけに負担が偏らないようにしていきたいものですね。
調査概要
調査方法:WEBアンケート調査
調査期間:2025年10月30日(木)〜11月11日(火)
調査対象:20代〜60代以上の既婚女性
対象者数:92人
文=りょう
夫と、好奇心旺盛な娘と暮らすママライター。家事や育児に奮闘する中で培った経験をもとに、「無理なく続けられる暮らしの工夫」や「毎日を快適にするライフハック」を紹介しています。日々忙しいママやパパが笑顔になれるヒントをお届けします!

