お手入れ用品を出すと逃げ隠れする
- 「気付かれないようにしているんですが、歯磨きシートやボディシート、ブラッシング用品などを近くに持ってくると慌てて逃げようとします。でもすぐ捕まっちゃうところがかわいいです」
- 「爪切り、ブラシ。これを見ると後退りして逃げようとする」
- 「トイレのあと、私がウエットティッシュを取り出したら、お尻をふかれると思って逃げます」
そのほか、こんなものから逃げ隠れする猫も
- 「ドライヤー。ドライヤーが近くにあるとへっぴり腰になり、少しすると届かないギリギリの距離から猫パンチする」
- 「ゴミ袋……ゴミ出しするために袋を替える音が苦手なようで、しっぽを下にいれて逃げていきます」
- 「動物病院に行くときは、いつも念のため洗濯ネットに入れてから行くんですが、リビングで洗濯ネットを見ると目を丸くして、3匹とも一目散にどこかに走って行きます」
- 「目薬です。目薬を持つと手の届かない場所に逃げます。なので、なかなかさせないです」
- 「キラキラの長いひもの猫じゃらしを買って遊ぼうとしたら、見た途端逃げ出しプチパニックのようになったのですぐに捨てました」

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ここからは、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に解説していただきます。
――飼い主さんが何か特定のものに触ったり、取り出したりすると猫が逃げ隠れするのは、どのような理由や心理からなのでしょうか?
山口先生:
「特定のものと恐怖体験が結びついているのでしょう。逃げ隠れするのは、その体験から逃れたいからこその行動です」
――飼い主さんが触ったものや取り出したものを見て猫が逃げ隠れする場合、飼い主さんはどのような対応をすべきでしょうか?
山口先生:
「一度結びついた恐怖心をすぐに打ち消すことはできないため、手っ取り早い対処法は、恐怖体験が結びついてしまったものを、別のものに変えてしまうことです。変える場合、そのものの中や近くでおやつを与えてよいイメージをつくったり、ふだんから猫の近くに置いたりするなど、恐怖心が結びつきづらい状況をつくりましょう。
また、キャリーバッグなどは、無理やり入れられた経験から苦手意識を抱いてしまうことがあるので、おやつを投げ入れて中で食べる練習をしておくとおすすめです。すでに結びついた恐怖心をやわらげる場合も、ふだんからさりげなく置いておき、近くでおやつを与えることから始めてみてください」
キャリーバッグや掃除用具、ドライヤーなど、猫が逃げ隠れするものはさまざま。みなさんの愛猫は、どんなものを見ると逃げ隠れしますか?
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/宮下早希
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年2月時点の情報です。
