
内田有紀が、2月28日(土)に放送される「新美の巨人たち」(毎週土曜夜10:00-10:30、テレ東系)に出演。2025年に国の重要文化財に指定された英国式洋館「大丸ヴィラ」を訪問し、ベールに包まれた名建築の歴史や、その背後に潜む物語に迫る。
■重要文化財「大丸ヴィラ」を地上波テレビ初放送
「新美の巨人たち」は、旅人“アートトラベラー”が、作品が展示されている美術館や建築物、ゆかりがある場所などへ足を運び、作品の秘密や、アーティストの人生に迫り、より豊かな美術鑑賞の旅へと視聴者を誘う番組。
この度の舞台は、京都御所のすぐ近くに建つ、重要文化財に指定されたばかりの名建築「大丸ヴィラ」。今回が地上波テレビでの初放送となる。
「大丸ヴィラ」の施主は百貨店である大丸の初代社長(下村家11代)下村正太郎さんで、1932年に完成。英国チューダー様式を基調に、遊び心あふれる意匠が随所に散りばめられている。設計を担ったヴォーリズ建築事務所の作品の中でも特に優れた意匠を誇る住宅で、装飾が高く評価されている。ところが、多くの建築好きの中でその存在は知られていたものの、中に入った者がほとんどおらず、長く謎のベールに包まれていた。
「大丸ヴィラ」の設計に深く関わっていたのは、ヴォーリズ建築事務所の所員として活躍したものの、夭折した天才建築家・佐藤久勝さん。図面には、緻密に描き込んだフリーハンドの線が残されており、建築素材にも異様なまでのこだわりを持ったことが分かる。この建築の誕生の舞台裏に隠された、人間ドラマと創作の源泉が解き明かす。

■アートトラベラーは“無類の建築好き”内田有紀
アートトラベラーは、“無類の建築好き”内田。実は内田は、令和になって“見つかった”「大丸ヴィラ」が重要文化財に指定されるはるか前に、この建物を“発見”していた。
今回の取材では、この名建築を世に送り出した建築家の、数奇な人生を偲ばせる建物の意匠に、思わず言葉を失う瞬間が。秘められた物語をドラマチックにひも解く、「新美の巨人たち」ならではの演出も見どころだ。
■内田有紀コメント
京都には素敵な洋館がたくさんあるので、仕事で関西に訪れた時にはよく見て回っていました。10年ほど前、京都御所の周辺を散策していた時に見つけた洋館が「大丸ヴィラ」でした。その時は建物の名前も分からず、塀越しに「素敵だなぁ」と眺めていたんです。昼に見て、夜にもまた見に来て。この屋敷にはどんな人が住んでいたんだろうと、ずっと想像を膨らませてました。何年も前から「新美の巨人たち」のスタッフの皆さんへ「いつか間近で見てみたい」という話をしていたので、今回はその念願がかなって本当にうれしかったです。
塀の外から見ていると重厚な印象だったのですが、中に入るととてもかわいらしくて大変驚きました。「大丸ヴィラ」を見学できるだけでも感激だったのですが、実は今回、思いがけない展開が待っていまして…これはもう、演出の瀬川泰和さんに完全にしてやられました。何があったのかはぜひ番組(最後の方)をご覧ください!
■番組プロデューサー・岩尾庄一郎氏(テレビ東京制作局)コメント
今回取材した「大丸ヴィラ」は、外装・内装の持つ情報密度が異様に高い建築です。壁・柱・天井のいたるところに創意工夫が重ねられ、この建物に居合わせた人の目を喜ばせる愉楽の趣向が尽くされています。建物自体が見る人に問いを投げかけ、たのしみ方の答え合わせを求めてくるようです。番組を見て、ぜひ建物の問いかけに耳を傾け、目を凝らしてみてください。

