■10位:『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』(公開日:2026年2月6日)

YouTube総再生回数1.5億回を突破したショートアニメの劇場版が、公開3週目もTOP10に踏みとどまった。亀山陽平監督が2年をかけてほぼひとりで作り上げた本作は、暴走する銀河特急を舞台に個性豊かなキャラクターたちがシュールでにぎやかな展開を繰り広げる。
ショートアニメ放送時から話題を集めたキャラクターたちの繊細な動きを大スクリーンで堪能できるのは劇場版ならでは。ネット発コンテンツの劇場進出という新たな潮流を感じさせる一作だ。
■9位:『夜勤事件 The Convenience Store』(公開日:2026年2月20日)

Z世代を中心に人気を誇る日本のインディーゲーム制作チーム「Chilla's Art(チラズアート)」の人気ホラーゲームを実写映画化した本作が初登場でランクイン。『きさらぎ駅』シリーズで知られる永江二朗監督が、深夜のコンビニという身近な空間が少しずつ“異質なもの”に侵食されていく恐怖を、実写ならではの生々しさで表現している。
ゲーム実況で作品を知っている人はもちろん、ホラー好きなら未プレイでも十分楽しめる一作だ。出演は南琴奈さん、竹財輝之助さん、関哲汰さん、ほか。
■8位:『国宝』(公開日:2025年6月6日)

公開38週目を迎えてもなお、TOP10圏内をキープする驚異のロングラン。任侠の家に生まれながら歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激動の人生を描いた本作は、歴代の興行収入ランキング(興行通信社調べ)でも『ハウルの動く城』(2004年・196億円)を超えTOP10入り、邦画実写の歴史に新たな金字塔を打ち立てた。
第98回アカデミー賞では日本作品初のメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされており、授賞式は現地時間2026年3月15日(日)にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。吉沢亮さんと横浜流星さんの白熱の演技合戦は、何度観ても引き込まれるものがある。
■7位:『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(公開日:2025年7月18日)

2026年2月20日からScreenXでの上映がスタートし、7位に再浮上。累計成績は動員2710万人、興収396億円を突破した。鬼舞辻無惨率いる鬼との決戦に向け、炭治郎たちが無限城へと落とされる圧巻の展開は、ScreenXの没入感でまた新たな鑑賞体験になるはず。公開32週目にしてなお、新たなフォーマットでファンを劇場に呼び戻す底力はさすがだ。
■6位:『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』(公開日:2026年1月30日)

公開4週目に入った本作は、依然好調を維持。富野由悠季さんが80年代に発表した小説をアニメ化する3部作の第2部で、ハサウェイ・ノアの苦悩と、最新技術によるモビルスーツ戦の迫力は圧巻の一言。村瀬修功監督のもと、小野賢章さん、上田麗奈さん、諏訪部順一さんら実力派声優陣が織りなす濃密なドラマも見どころだ。
■5位:『超かぐや姫!』(公開日:2026年2月20日)

日本最古の物語「竹取物語」のかぐや姫と、音楽ライブの要素を融合させたオリジナル音楽アニメーションが、わずか19館での公開ながら初登場5位の快挙。『呪術廻戦』『チェンソーマン』などのオープニング映像演出で知られる山下清悟監督の長編初監督作品で、ryo(supercell)、kz(livetune)、40mP、HoneyWorksら名だたるボカロPたちが楽曲を提供している。
Netflixでの好評配信を受けて劇場公開となった本作は、すでに満員御礼で上映延長が決定。2026年2月27日(金)からは一部上映劇場の追加も決まっており、さらなる拡大が期待される。気になっている人は早めに劇場をチェックしてみて。
■4位:『ズートピア2』(公開日:2025年12月5日)

公開12週目にしてなお4位をキープする驚異の粘り強さ。何度でも訪れたくなるズートピアのユニークな世界観と、絆を試されるジュディとニックの物語に「心のデトックスになった」という声が続出。第98回アカデミー賞の長編アニメーション部門にもノミネートされており、まだ観ていない人はもちろん、リピーターにとっても劇場で観る価値のある一作だ。日本語版声優は上戸彩さん、森川智之さん、下野紘さん、山田涼介さん、ほか。
■3位:『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』(公開日:2026年2月13日)

シリーズ世界累計発行部数7300万部を誇る大人気漫画『銀魂』の完全新作劇場版が、公開2週目も3位と好調をキープ。原作史上最も熱い名エピソード“吉原炎上篇”を、シリーズ初のシネマスコープサイズで映画化した。
生き別れの母に会いたいと願う少年・晴太のために、銀時と仲間たちが巨大な闇に立ち向かう。笑いあり、涙あり、そして壮絶アクションありの痛快エンターテインメントは、銀魂ファンはもちろん、シリーズ初見の人でも存分に楽しめる仕上がり。声の出演は杉田智和さん、阪口大助さん、釘宮理恵さん、ほか。主題歌はSUPER BEAVERが担当。
■2位:『ほどなく、お別れです』(公開日:2026年2月6日)

浜辺美波さんと目黒蓮さんのW主演作が公開3週目に入り、週末3日間で動員27万5000人、興収3億8800万円を記録。累計成績は動員184万人、興収25億円を突破した。
「亡くなった人の声を聴くことができる」という秘密を持つ美空(浜辺さん)が、葬祭プランナーの漆原(目黒さん)と出会い、さまざまな家族の葬儀を通して「残された遺族だけでなく、故人も納得できる葬儀とは何か」という問いに向き合っていく。三木孝浩監督が紡ぐ「大切な人との別れ」という普遍的なテーマが深く胸に響く一作。
■1位:『教場 Requiem』(公開日:2026年2月20日)

木村拓哉さん主演の「教場」シリーズ最新作が、初日から3日間で動員43万人、興収6億1100万円を記録し、堂々の初登場1位を飾った。2026年2月23日までの累計成績は動員58万7000人、興収8億2300万円と好調な滑り出しを見せている。
数々のミステリー賞に輝く長岡弘樹さんの同名小説シリーズを原作に、TVドラマシリーズの木村拓哉さん×中江功監督×君塚良一脚本のチームが再集結。Netflix配信の前編『教場 Reunion(リユニオン)』に続く後編で、風間教官と対峙する第205期生徒たちの秘密と闘いが描かれる。三角関係、誘拐事件、卒業式に迫る陰謀──観る者を最後まで緊張感から解放しないミステリーに仕上がっている。主題歌はUru『今日という日を』。前編はNetflixで配信中なので、まだの人はあわせてチェックを。
『教場 Requiem』が初日3日間で興収6億円超えの堂々たるスタートで首位を獲得した今週。累計25億円を突破した『ほどなく、お別れです』が2位、公開2週目も好調を維持する『銀魂』が3位と、上位3作品はいずれもパワフルな成績を残している。また、Netflix配信で話題を集め、わずか19館の劇場公開ながら5位に食い込んだ『超かぐや姫!』の躍進も見逃せないトピックだ。
木村拓哉さん主演のミステリーから、感動のヒューマンドラマ、痛快アニメ、Netflix発の音楽アニメ、深夜コンビニホラーまで、幅広いジャンルがそろった今週のランキング。気になる作品があった人は、ぜひ今週末、劇場に足を運んでみてほしい。
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