WEBザテレビジョンでは、ドラマや映画の原作、SNSでバズった作品など、話題の漫画を紹介中。今回は2025年8月にWEBザテレビジョンで配信した「試し読み」漫画連載の中から、最も読まれた漫画TOP5を紹介する。
※サイト上での閲覧数からランキングを算出
■第5位『水神様に捧ぐ口づけ』
第5位は、「水神様に捧ぐ口づけ」(著者：中村ユキチ／ebookjapanコミックス)。最愛の妹を救うため“水神様の生贄”となった少女と、孤独な神との間に芽生える、種族を超えた異種純愛ファンタジーだ。
＜あらすじ＞
時は大正――。実の両親を失い、親戚に引き取られた少女・こはるは、義家族に冷遇されながらも、最愛の妹を守るために恐ろしき水神様の“生贄”となる決意をする。「ちっぽけな命だけど、妹が助かるのなら――」そう覚悟を固めた矢先、龍とも大蛇とも語られる神に襲われたその瞬間、現れたのは、美しくも謎めいた人の姿をした“神様”だった。
命を差し出すはずだった出会いは、孤独を抱えた神と追いつめられた少女、ふたりの運命を大きく動かしていく。
■第4位『世界で一番嫌いな女』
第4位は、「世界で一番嫌いな女」 (漫画：ただっち／KADOKAWA)。成績優秀で真面目なしっかり者の姉と、華やかな容姿で周囲からチヤホヤされる妹。幼い頃から積み重ねられた姉妹の確執がリアルに描かれている。
＜あらすじ＞
26歳のOL・エリは、幼い頃から妹・まりあにすべてを奪われてきた。誕生日プレゼント、親の愛情、そして…好きな人までも。まりあは常に姉を羨み、欲しがり、横取りしていく存在だった。
社会人になり、ようやく妹と距離を置いて暮らしていたエリ。大学時代から5年付き合っていた彼・カズマからプロポーズされ、やっと手に入れた幸せに胸を躍らせていた――あの“妹”の影が再び忍び寄るまでは。
結婚の報告をするため彼を連れて実家を訪れたエリは、紹介するつもりのなかったまりあと最悪の再会を果たしてしまう。それをきっかけに、エリの不安は現実となり、幸せだった日常が少しずつ狂い始める。
■第3位『夫の不倫を証明できない』
第3位は、「夫の不倫を証明できない」 (作：ぱん田ぱん太／KADOKAWA)。SNSで話題を集める人気漫画家・ぱん田ぱん太さんによる、伏線が随所に張り巡らされた不倫ミステリー作品がランクインした。
＜あらすじ＞
週に一度しか出社しないリモート勤務中心の生活を送る香澄は、11歳年上の夫・高政と社内結婚をし、穏やかな日々を過ごしていた。しかしある日、香澄の元に届いた一通のDMが、すべてを揺るがす。
そこに投稿されていたのは、見覚えのある部屋で撮影された半裸の女性の写真。写り込むのは夫の私物。そして、その女の体型や肌の色からして、相手は香澄が入社当時から苦手としていた後輩・海音だと察する。
以降、香澄の部屋と思しき場所で撮られた不倫写真が、毎週インスタグラムにアップされ続ける。夫にGPSを仕掛け、部屋に隠しカメラも設置するが、なぜか決定的な証拠は掴めない。次第に明かされる真実が、想像を超える衝撃へとつながっていく。
■第2位『「君とはもうできない」と言われまして』
第2位は、『「君とはもうできない」と言われまして』(漫画：モチ／監修：三松真由美／KADOKAWA)。セックスレスになって7年。子育てが落ち着き、久しぶりに夫婦の関係を取り戻そうとした妻が、夫から拒否されながらも絆を取り戻すために奮闘する姿が描かれる。
＜あらすじ＞
ようやく娘が一人部屋で寝るようになり、律子は「夫婦の時間を取り戻せる」と期待を込めて久々に夫に触れ合いを求める。だが返ってきたのは、まさかの拒絶。あの手この手で誘ってみても夫はまったくその気にならず、律子の心にはモヤモヤが募っていく。
さらに、夫に浮気疑惑が浮上。一方で律子自身も、PTAで関わるイケメン男性との思わぬ距離に、思いがけず不倫に巻き込まれそうになる。
■第1位『放置子の面倒を見るのは誰ですか？』
そして、堂々の第1位は、臨床心理士・公認心理師の作者が描く「放置子の面倒を見るのは誰ですか？」 (漫画：白目 みさえ／監修：今西 洋介（ふらいと先生）／KADOKAWA)。子どもの友達に対する葛藤や対応の難しさをリアルに描きながら、親としての在り方を問いかける、心に響く作品だ。
＜あらすじ＞
しずかは、小学1年生の娘・莉華と妹の紗智を育てる母親である。ある日、莉華の入学説明会で、一人で参加していた少女・りつと出会う。りつは父子家庭で育ち、周囲の大人の支援もなく「放置子」と思われる存在だった。
しずかは同情心からりつを車で送ってあげるなど手助けをするが、りつは感謝もせず当然のように頼るようになる。断ると、莉華に対して意地悪をするようになり、次第にその行動はエスカレート。夜遅くに一人で出歩いたり、家に無理やり上がろうとするなど、不安な言動も目立つようになる。
不憫に思う一方で、莉華はついにりつから怪我を負わされてしまう。
