織田裕二ら俳優陣の熱演に胸アツな展開…「みんな原作からそのまま飛び出してきたよう」称賛相次ぐ<北方謙三 水滸伝>

織田裕二ら俳優陣の熱演に胸アツな展開…「みんな原作からそのまま飛び出してきたよう」称賛相次ぐ<北方謙三 水滸伝>

「北方謙三 水滸伝」第2話より
「北方謙三 水滸伝」第2話より / (C) 北方健三/集英社 (C)2026 WOWOW/NTTドコモ

織田裕二主演の連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(毎週日曜夜10:00、WOWOW、WOWOWオンデマンド、Lemino ※全7話)の第2話が2月22日に放送・配信された。宋江(織田)の下に志を同じくする者たちが集まり始める展開に加え、終盤の林冲(亀梨和也)の救出作戦にも大きな反響があった。(以下、ネタバレを含みます)

■アウトローたちが“志の旗”の下に集う壮大な群像劇

中国の古典小説で、日本でも江戸時代から広く親しまれている“水滸伝”は、理不尽な世の中に抗ったアウトローたちが“志の旗”の下に集う壮大な群像劇だ。

ドラマの原作となる北方氏の『水滸伝』(集英社文庫刊)は、壮大なスケールと緻密な人間描写で熱烈な支持を集め、シリーズ累計発行部数1160万部を突破。登場人物たちの葛藤や誇り、闘志を現代的な視点で描き直し、新たな命を吹き込んだ作品となる。

主演の織田が志の下に人々が集まる梁山泊の頭領で、信頼で人を動かす宋江を演じるほか、宋江と共に腐敗した国家権力に立ち向かう、もう一人の頭領・晁蓋役で反町隆史、梁山泊のメンバーで、槍術にかけて右に出る者のいない天才武人・林冲役で亀梨和也が出演。さらに満島真之介、波瑠、玉山鉄二、松雪泰子、佐藤浩市らが顔をそろえる。

■宋江と晁蓋が手を組んで動き始める

「もはや天には頼らない」「天が動かないのであれば、人が動かなければならない」。そんな思いで世直しの書「替天行道(たいてんぎょうどう)」を書き上げた宋江は、その書を読んで心を突き動かされた晁蓋と手を組むことを決めた。

叛乱活動の拠点として狙うのは、王倫(萩原聖人)が束ねる数千もの賊徒の根城となっている梁山湖に浮かぶ島、“梁山湖の砦”。まずはそこに志を同じにする者を集めて小さな“国”を作り、腐敗した世の中を変えていくのだ。

宋江たちが動き始める中、国を陰から支える諜報組織「青蓮寺」の総帥・袁明(大塚明夫)は替天行道の流布から叛乱の匂いを感じ取り、幹部の李富(玉山)に捜査を命じる。また、袁明は賊徒の資金源になっていると思われる、密売が重罪とされている塩を秘密裏に流通させる“闇塩”と叛乱の動きが交じり合うことも危惧した。

■盧俊義、燕青、史進ら“梁山泊”メンバー登場にワクワク

袁明が危惧したことが宋江と晁蓋の間で話されていた。晁蓋は、表の顔は大商人でありながら裏で闇塩の統括をする盧俊義(宇梶剛士)と、その従者・燕青(山中柔太朗)を宋江に紹介。梁山湖の砦を奪取するのに必要な金を闇塩で得るのだ。盧俊義は、船を安定させるために必要な土袋の中身を塩に変えるのをはじめ、幾重にも練られた手段で闇塩を流通させていた。

盧俊義も燕青も、のちに梁山泊のメンバーとして立ち上がる。第2話ではさらに、帝を守る禁軍で武術師範を務めていたが策略によりあらぬ叛乱の疑いを掛けられて追われる身となった王進(佐藤)が出会った、体に九つの竜(九紋竜)の刺青を入れた荒くれ者・史進(木村達成)、王倫と昔なじみで、梁山湖畔で料理店を営む朱貴(高橋和也)らが登場し、仲間となる者たちがそろっていく期待感に包まれた。

■林冲の救出作戦、宋江が思いを明かす場面から胸アツ!

そして朱貴の店の客として、原作者である北方氏の特別出演もあった第2話のハイライトは、宋江が禁軍に潜入させ、李富に疑いをもたれて拷問を受けていた林冲の救出作戦だ。

宋江に仕える間者(=スパイ)である馬桂(松雪)が、林冲が護送途中に暗殺されるという情報を持ってきた。「林冲を失うわけにはいかん」と宋江は、晁蓋に兵を貸してもらえないかと頼む。

晁蓋の仲間である阮小五(加藤清史郎)は、「俺たちが林冲を救う義理がどこにあるってんだ」と反発する態度を見せる。宋江は「そなたが晁蓋を敬い、私を侮蔑していることはよく分かっている。確かに我らは目指す場所は同じだが、目指し方はちと異なる」と語る。

宋江の「目指し方」とは、「心を救う戦い」。阮小五は、書を書く以外に宋江は何もしていないと声を荒らげた。

林冲の護送先にいる名医を救えば、病に伏している朱貴の妻を救うことができ、世を信じられなくなっている朱貴も救うことができる。そしてその先には阮小五が救われる未来もある。その中には、朱貴と昔なじみの王倫へとつながる道筋もあった。

「命はつながっているんだ」。宋江の思いを聞いた阮小五は、おもむろに懐から地図を取り出し、仲間の呉用(野間口徹)に林冲を救う手立てを問い掛けた。宋江を最前線に立たせないことにした晁蓋は、呉用、阮小五、宋江の右腕である僧侶の魯智深(金児憲史)と、林冲の護送の列を待ち構える――。

知力、武力を駆使した戦い。まだ本懐にはほんの一歩にも満たない、足を踏み出したばかりというところだが、考えは違っても目指す所に向かおうとする姿に、早くも胸が熱くなる。

SNSには「宋江を受け入れない阮小五に、命はつながっているのだと説くシーン!思わずウルッときました」といったシーンへの感想のほか、「宋江さまのキャラ、ほんと好き」「魯智深好き」とキャラへの反応、「反町晁蓋、惚れてしまうわ」「木村達成氏が実に史進だった」「盧俊義と燕青もイメージ通り」「本当にみんな原作からそのまま飛び出してきたようだ」などと、見応えのある演技を見せる俳優陣を含めた反響も相次いだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部


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