結婚5年目、義両親と同居を始めた美留奈にとって、唯一にして最大の問題が義父の存在です。ふと視線を感じると義父は美留奈のことをジィ〜ッと見つめ、さらには盗撮。シャッター音に気づいた美留奈が抗議しても意に介さず、仕方なく夫に相談すると笑いながら「親父らしいや!!」と軽い調子です。
それでも夫は「控えてくれへん?」と注意しますが、義父はその後も密かに美留奈を凝視。気づいた義母が「隠れて美留奈さんのこと見てたでしょ」と指摘し、「今までに何されたか、私に話せない?」と美留奈の背中を押すと、美留奈は盗撮被害を告白……。しかし、義父は「かわいい娘の写真を自宅で撮っただけ」「嫌だったとは一言も言ってないぞ?」と言い訳に終始するのです。
さらに義父は「盗撮なんてふざけるな!!」と声を荒げ、「嫌とは言ってないよなあ?」と美留奈を威圧する始末。
見かねた義母が「写真撮られて何に使われるかもわからない。怖いよね?」とやさしく美留奈に語りかけると、美留奈は涙をこぼしながら「すごく……嫌でした……」と打ち明け……?
涙をこぼす嫁を前にオロオロする義父、すると義母が…!?





















自らの悪事を認めない義父に対し、「通報しようか」と電話を手に取る義母……。
すると義父は「もう怖がらせたりはしない!! 写真も撮らない!!」と冷や汗をかき、ようやく低姿勢になるのでした。
同居の解消や通報をちらつかされても「お前らが悪いんだろうが!!」と逆ギレ。義母が電話を手に取ってようやく、「もう怖がらせたりはしない!! 写真も撮らない!!」と暗に自らの悪事を認め、「だから大事にはしないでくれ!!」と叫ぶ義父……。いやはや、まったく情けないですよね。
人のことを隠れてジィ〜ッと凝視することも、断りなく写真を撮ることも、どちらも失礼な行為。された相手が不快に感じている以上、それはセクハラに該当する可能性もあり、さらにはその行為を注意してもやめる気がないなら、通報されたとしておかしくはありません。
言うまでもなく、人を萎縮させ、苦痛を与えるようなハラスメント行為はNG。とはいえ、時にはハラスメントの自覚なく、相手に不快感や苦痛を与えてしまうケースもゼロではないでしょう。しかし、その行為を指摘されたなら言い訳をするより先に、まずは自分の行為に問題がなかったかを自分自身に問いかける——。その姿勢が大事なのではないでしょうか。
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