脳トレ四択クイズ | Merkystyle

【滋賀県彦根市】“おみくじ”がまちへの思いを巡らせ、考えるきっかけに。「彦根まち未来(みく)じ」開催


日本総合研究所と武蔵野美術大学が、共同研究の一環として、まちづくりにおける市民参加型のイベント「彦根まち未来(みく)じ」を2月28日(土)・3月1日(日)に滋賀県彦根市の 「無印良品 ビバシティ彦根」で開催する。

このイベントは、誰もが親しみやすい「おみくじ」をモチーフに、まちの特徴や未来動向などに関する客観的な情報を基に予測した「まちに起こりうる未来」と、それに対する市民の考えを「願い」として結びつけ、まちづくりに生かすことを目指した社会実験だ。今回は彦根市有数の大型複合商業施設で実施することで、より多くの市民の参加を促し、楽しみながらまちの未来に目を向け、まちづくりに関わるきっかけを提供する。

おみくじで市民の「願い」を可視化・共有する

日本総研と武蔵野美術大学は、2025年4月に共同研究「未来創発・未来対話をコアとした市民エンパワーメントのデザイン」を開始し、市民の活動量を高める(エンパワーメントする)ための効果的・効率的な仕組みや仕掛けの確立に取り組んでいる。「彦根まち未来じ」は、この実践として、市民一人ひとりがまちへの思いを巡らせ、考えるきっかけを提供する。

「彦根まち未来じ」は、未来のまちに起こりうることをおみくじで知り、それに対する自身の考えを「願い」として書き換える体験を通じて、「まちの未来は決まっているものではなく、自分たちでつくるもの」という市民の意識醸成を促す。制度的なパブリックコメントではなく、誰もが親しみやすいおみくじを活用しながら、多様な人々が集まる民間の商業施設をフィールドとすることで市民の参加のハードルを下げ、より多くの意見やアイデアを引き出して可視化・共有することがねらいだ。

「お告げ」に自身の「願い」を書き加える

「彦根まち未来じ」は、おみくじから提示された「彦根の未来」を通じて市民の考えを引き出し、ありたいまちの未来像を市民の「願い」として集める体験型イベントだ。参加者は、彦根の未来に関する予測が記されたおみくじを引き、その未来をもっと良くするための考えをおみくじに書き加えることで未来を改編する。

当日は、「無印良品 ビバシティ彦根」の一角に、おみくじ筒とおみくじ掲示スタンドから成る「まち未来じスペース」が登場。高さ約2mのおみくじ掲示スタンドは遠くからでも目を引くデザインとのことだ。また、おみくじ筒は、思わず手に取りたくなるような楽しさを演出するため、通常よりも大きなサイズに設計されている。参加者の心理的ハードルを下げ、偶然立ち寄り、自発的に参加してもらえるよう工夫がなされている。

参加者がおみくじを引くと、そこには「彦根城目当ての観光客が増加し、商店街の活気が大復活!?」といった彦根の未来についての予測が「お告げ」として記されている。参加者は、このお告げに対して「こうありたい」という自身の考えを「願い」として、おみくじの下段に書き加える。

お告げは、公開情報に基づく一般的な未来予測にとどまらず、事前に市民有志から収集した彦根市の特徴や、関心の高いキーワードも活用しながら、参加者にとって「少し意外性のある」視点が提示される。これによって参加者の想像が刺激され、思いもよらない考えやアイデアが広がり、より自由で主体的な思考を引き出せる仕掛けだ。

参加者の願いを書き加えたおみくじは、おみくじ掲示スタンドに掲示。一人ひとりの願いを可視化し、多様な解釈や考え方を共有することで、市民とまち、また市民同士の対話を促進し、まちづくりに関わるきっかけを創出する。

提供元

プロフィール画像

STRAIGHT PRESS[ストレートプレス]

ストレートプレスは、グルメやファッション、ビューティー、ライフスタイルなど、身近なカテゴリで、日本全国を網羅した情報を幅広く取り上げ、生活に役立つ情報をストレートに発信するニュースメディアです。