くも膜下出血の原因
くも膜下出血の原因のほとんどは、脳動脈瘤の破裂です。脳動脈瘤ができる原因は明らかになってはいませんが、高血圧や血流の異常によって血管へストレスがかかったり、喫煙、遺伝などなどが原因で動脈瘤が発生すると考えられています。
このくも膜下出血を発症すると、「ハンマーで殴られたような」、あるいは「今まで経験したことがない」と表現されるような激しい頭痛が生じます。
脳卒中の前兆や初期症状について
脳卒中は突然発症することが多い病気ですが、場合によっては、下記のような、前兆や初期症状がみられることがあります。これらの症状を早期に認識して、迅速に対応することで、脳卒中による被害を最小限に抑えることができます。
前兆
脳卒中の代表的な前兆として、一過性脳虚血発作(TIA)があります。一過性脳虚血発作とは、一時的に脳の血管が詰まることで症状を引き起こし、最大24時間症状が続くこともあります。また、1日に数回起こる場合もあれば、数年間に2〜3回だけの場合もあります。
この、一過性脳虚血発作を発症したことがある人では、そうでない人と比べて、その後も脳卒中が起こる可能性がかなり高くなるといわれています。
一過性脳虚血発作の症状は人によって異なりますが、手足や顔面の運動障害や感覚障害、言葉がしゃべりにくいなどがみられます。
初期症状
脳卒中の初期症状は、発症部位や種類によって異なりますが、下記のような症状がよくみられます。
・片側の手足のしびれや麻痺
片側の手足が突然動かなくなる、あるいはしびれることがあります。
・言語障害
突然言葉が出にくくなったり、話された言葉が理解できなくなります。
・視覚障害
片目が見えなくなったり、視野が狭くなります。
・顔面麻痺
顔の片側が垂れ下がる、笑うと片側だけが動かないなどの症状がみられます。
・めまいとバランス障害
強いめまいが生じて、ふらつきや、歩行が困難になることがあります。
脳卒中の前兆や初期症状が見られた場合に受診すべき診療科は、神経内科、脳神経外科です。脳卒中は脳内の血流が遮断される疾患であり、神経内科や脳神経外科で診断と治療が行われています。

