●生成AI時代の責任
判決は懲役1年6カ月、執行猶予3年。
同種前科(罰金刑)がありながらの犯行であり、常習性も認められた。公開範囲は限定的としつつも、閲覧できた人数は決して少なくないと評価された。
SNSで一度拡散された画像は、事実上、回収が困難だ。それが自ら撮影したものであっても深刻だが、今回のように信頼していた交際相手や、顔も知らない第三者によって虚偽の画像を拡散される事態は、想定すら難しい。
生成AIの進化のスピードの凄まじさは、もはや言及するまでもない。だが、社会の倫理観やネットリテラシーは、それに追いついているとは言えないだろう。
実在する人物の写真に対する性的な内容への変換が問題視されており、X社が対応を表明し、イギリス政府は同意のない性的画像の投稿削除を企業に義務付けるルールを提示している。

