今、アボカドが安いワケ
濃厚でクリーミーな味わいから「森のバター」とも呼ばれるアボカド。温暖化の影響もあって日本各地で産地化が進み、国内の栽培面積は8年前の約13倍と右肩上がりに伸びています。
さらに、メキシコ産の豊作により店頭での価格も下がり、手に取りやすくなっている今、改めてその驚くべき栄養価に注目が集まっています。アンチエイジングやストレス緩和など、大人女子にうれしい成分がぎっしり詰まったアボカドの魅力を、栄養士が解説します。

なぜ「森のバター」? ギネスも認めた驚異の脂質
アボカドは中南米で古代から栽培され、栄養価の高いフルーツとしてギネスブック(R)にも認定されています。「森のバター」と呼ばれるのは、果肉に脂肪分が多いから。体内の重要なホルモンの材料になる必須脂肪酸のリノール酸、α-リノレン酸が多く含まれています。必須脂肪酸は体内で合成できないため、食物から摂ることが重要です。アボカドは、切って食べるだけで、良質な必須脂肪酸が手軽に摂れるありがたい果物なのです。α-リノレン酸はDHAやEPAと同じオメガ3系脂肪酸で、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす働きがあり、動脈硬化や高血圧の予防効果があると言われています。

