終日アタリが続く好調ぶり
釣り場は平塚港から航程20分ほどの瀬ノ海の西際で、「水深195m、反応は150~175mです。カウンターはあてにせず道糸のマークでしっかりタナを取ってください」とアナウンスが出る。
ひと流し目から右の胴の間で顔を見ると、左舷トモ寄りや右舷ミヨシとポツポツながら釣れ上がる。
型も30~35cm級とまずまずの良型だ。
操舵室で反応を見せてもらうとかなり幅広く出ている。
「反応が出ていても全然食わない日もあるんですよ」と船長。
また、「自分が釣りしていると思うけど、あんまり反応の幅を広く言われても、誘い疲れて漫然と釣りしちゃうから(笑)」と反応の濃い部分10mくらいをアナウンスするようにしているとのことだ。
取材当日は比較的食いのよい日に当たったようで、船中アタリが途切れることはなく、どこかしらで竿が曲がっている状態が続いた。
ただし、小さなアタリを取って掛けていくテクニカルな釣り。
タナはもちろんだが誘いもいい加減だとアタリは遠い。
またアタリが出てもタイミングが合わないとなかなかハリ掛かりに持ち込むのが難しい。
まあこれがカマス釣りの面白さでもあるのだが。
ポツポツの展開ながら1時間おきくらいに盛り上がる時間帯があり、船中同時に3~4人の竿が曲がったり一荷で釣れ上がるシーンもあった。
細かな小移動はあったものの終日同じポイントで釣り続けることができて、釣果は6~23本。
20本釣った方も2名いて、ほとんどの方がツ抜けの二ケタ釣果だった。
型も最大は42cm、小型は少なくほとんどが30cm以上とまずまずな一日だった。
この釣りはテクニカルな釣趣も魅力だが、食べたくて来る人も多い。
干物が定番と思われがちだが、干物は小型にまかせ、良型はまずは刺身。
皮目を焼いた炙り刺も絶品だ。
ただし、カマスの釣期は短い。
今号発売のころまで続いていることを祈るばかりで、ともかく釣行はお早めに。

▲いい時間にはダブルも多かった
INFORMATION
相模湾・平塚港
庄治郎丸
0463・21・1312
▼備考=予約乗合、6時半出船。
ライト五目、アマダイへも

