「キッコーマン」公式の“お願い”投稿
「もしよければ…どなたか…交換してくれませんか?」そんな控えめなコメントと共にX(旧ツイッター)に投稿された、ある企業の“お願い”がネット上で存在感を放っていました。投稿の主は、醤油を主とする調味料、加工食品の大手「キッコーマン」公式アカウント。さらに人々の心を掴んだのは、その絶妙に懐かしい募集内容でした。
キッコーマン公式Xが投稿したのは、“中の人のシール手帳公開します”といったタイトルとともに「もしよければ…どなたか…交換してくれませんか?」
【譲】:本つゆシール
【求】:みなさんのお気に入り
「【譲】【求】」といえば、現代のSNSではアイドルやアニメキャラクターのアクリルスタンド、トレーディングカードなどを交換する際に使われるおなじみのフォーマット。しかし、キッコーマンが【譲】に出してきたのは、自社の看板商品である「濃いだし 本つゆ」のパッケージがプリントされた特製シールだったのです。
この公式アカウントのユーモアあふれる投稿に対し、SNSユーザーからは「本つゆシール、かわいいですね!」「交換したいです!」「普通にかわいい」「買取は可能でしょうか?」「個人的にはレート高すぎます」など、実際のグッズ交換さながらの熱量の高いコメントも寄せられ、絶賛の声が相次ぎました。
平成女児を中心にシール帳ブームの真っただ中、今回キッコーマンが提案した「シール交換」は、まさにあの頃の休み時間の情景そのもの。大人になった今でも「交換してくれませんか?」と言われると、思わず自分のシール帳を開きたくなるような、不思議なワクワク感があります。
大手企業の公式アカウントが発信した、少しシュールで温かい「シール交換」の呼びかけ。それは単なるプロモーションの枠を超え、忙しい大人たちに束の間の“子供心”とノスタルジーを思い出させてくれる瞬間のように見受けられます。
(LASISA編集部)

