辛いものニガテな筆者が挑戦した結果
辛党の間で絶大な人気を誇る、激辛味のカップラーメン。本当は気になっているのに、辛いものが得意ではないばっかりに「もし辛過ぎて食べられなかったら……?」と、真っ赤なパッケージを前に立ちすくんでしまう人、けっこう多いのではないでしょうか。筆者もそんな一人です。
激辛カップ麺への一歩をなかなか踏み出せずにいる“辛いものビギナー”の背中をそっと押してくれるのが、製菓メーカー ロッテの飲むアイス 「クーリッシュ」 を使った、ちょっと大胆なアレンジです。
レシピは超意外ながらも超簡単。激辛ラーメンにクーリッシュを掛けるだけ。この一見「ありえない組み合わせ」が、実は公式サイトでも紹介されている、通の間では知られた「裏ワザアレンジレシピ」なのです。
今回は、好奇心だけは旺盛な「辛い物が苦手な筆者」が、実際に「クーリッシュ バニラ」を激辛ラーメンにのせて食べてみたリアルな体験をリポートします。恐る恐る挑んだ一杯は、果たして一体どんな味だったのか。その結末を、ぜひ最後まで見届けていただければと思います。
クーリッシュの希望小売価格は194円(税込み)。実際の販売価格はお店によって異なるため、購入時はチラシや店頭価格をチェックしてみてください。そして、今回満を持して食す激辛ラーメンは、日清食品カップヌードルの「辛麺」。挑戦にふさわしい、堂々たる名前とパッケージです。こちらは希望小売価格254円(同)。
公式サイトによると「唐辛子の辛み、キムチの酸味、ニンニクの風味、みそのコクをきかせた、濃厚でクセになる旨辛スープ」とのこと。さらに「カップヌードル史上最大量の唐辛子“ぶっかけ焙煎(ばいせん)唐辛子”がクセになる一品」とも。辛党は思わずニヤリとしてしまいそうな“本気の逸杯(いっぱい)”として完成しているようですが、慣れていない筆者からすればかなりの覚悟を求められる一杯です……。
心は尻込みしつつも、さっそくお湯を注いで待つこと3分。立ち上る湯気の向こうに現れたスープは真っ赤っ赤で、見るからに辛そうな印象です。
熱々のラーメンに向かって、クーリッシュをすっと絞り出すと、白いアイスがゆっくりと溶けていき、白×赤とのコントラストが何ともドラマチック。「ラーメンにアイス? 本当に大丈夫?」。そんな疑問がまた浮かんではきましたが、ロッテ公式さんを信じていよいよ実食へ。視覚的なインパクトも相まって、一口目への期待が好奇心を刺激します。
スープを一口すすってみると、まずクーリッシュのひんやり感と、甘みが舌にふわっと広がり、そのすぐ後ろから鋭い辛みが「待ってました!」とばかりに追い掛けてくる感じ。
甘さがワンクッション入るおかげで、辛みがほどよく中和され、辛いものが苦手な筆者でも気付けば「うまい、うまい」と箸が止まらない状態に……! 辛さが少し丸くなった分、スープ本来の旨みがより際立ったようにも感じられました。
ただし油断は禁物です。そもそも辛みとは、味覚で感じるものではなく痛みなどと同じような刺激として感じられるもの。まさに「後からじわじわ反撃してくる」かのように、しばらくすると口の中がチクチクしてきて「あ! やっぱり辛麺だったわ!」と思い出させてくれます。辛いものが苦手な人は、クーリッシュを多めに入れる、または少しずつ溶かしながら食べると、さらにまろやかな口当たりになるかもしれません。
余ったクーリッシュは、食べ終わった後のスープに追加して「追いまろ(※追加のまろやかを楽しむという意味の、筆者の造語)」を楽しむ、もしくはそのままデザートとして楽しむのもおすすめ。
激辛ラーメンにアイスを直入れするなんて、ちょっと考えると完全なる暴挙と思えてしまいますが、実際は見た目のインパクトとは裏腹に辛さが和らぎ、“旨&まろな逸杯”となりました。
「辛いのは苦手だけど、ちょっと冒険してみたい」という人には、ぜひ一度試してほしい組み合わせです。
(みくまゆたん)

