
突然、頼んでいない荷物が代金引換で届き、家族の誰かが注文したのかと思って支払ってしまう。このような「送りつけ詐欺」が近年増加している。今回は、長年宅配業界で働いてきたゆきたこーすけさん(@kosukeyukita)さんの漫画「運び屋ゆきたの漫画な日常」から「頼んでない」を紹介するとともに、身に覚えのない商品が届いたときの対処法について聞いた。
■注文していない荷物が届いたら



代金引換は、商品と引き換えに配達ドライバーに現金を支払う仕組みだ。家族の荷物が代引きで届くと、現金が必要なことに焦ったり、クレジットカード払いが可能か尋ねたりすることもあるという。しかし、代引きは原則として現金のみの支払いとなる。この現金支払いという点を悪用したのが、悪質な「送りつけ詐欺」だ。
■不審な荷物への対処法
ゆきたさんは、怪しい荷物について尋ねられると、「お客さんの話を聞くと『注文していない』とか『電話がかかってきて、断ったのに送ってきた』など、『ちょっとおかしいな…』と感じることはあります」と話す。とくに高齢者に多く見られるため、すぐに受け取らず、家族に相談したり、発送元に問い合わせたりするよう勧めている。
オンライン決済が主流の現代でも、代引きを利用する人は一定数いるという。「商品が届いてからしか決済をしたくない」人や、「カード情報を業者にあまり渡したくない」人、またオンライン決済に慣れていない高齢者が選ぶことが多いそうだ。
注文していないものが届いたときの対処法について、ゆきたさんは「身に覚えのないものは受け取りを拒否しても大丈夫です」と強調する。すぐに判断がつかない場合は、受け取りを保留にして、荷物を一旦持ち帰ってもらうこともできる。もし誤って受け取ってしまっても、お金を取り戻せる場合があるため、諦めずに消費者センターや宅配会社に相談してほしいと語った。
高齢者は、「届いてしまったものは受け取らないといけない」と思い込んでしまうケースが多いという。しかし、注文していない商品は受け取る必要はない。ただし、定期便の商品を忘れていることもあるため、まずは確認することが重要だ。
取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
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