偏差値至上主義のモラ夫へ「もう来なくていい」と言い放つ義父の真意とは? <偏差値夫との赤点生活>

偏差値至上主義のモラ夫へ「もう来なくていい」と言い放つ義父の真意とは? <偏差値夫との赤点生活>

美和さんの夫・直樹さんは「偏差値こそがすべて」という極端な教育パパ。4歳の息子・悠斗くんを勉強漬けの日々に追い込み、心身ともにボロボロになってもお構いなしでした。
そんなパパに付き合いきれず、美和さんは悠斗くんを連れて実家に帰ってしまいます。激怒したパパが連れ帰ろうとしますが、自分よりも偏差値の高い超難関大出身の美和さんの父に「子どもが何かに夢中になることこそが、学びの原動力になる」と諭されます。しかし、義父の真意が理解できないパパは、美和さんと悠斗くんを連れ帰ることを諦めて帰宅しました。
そんなパパは職場でも「学歴至上主義」。しかし出身大学だけで人を判断していたことが原因で、大切なプレゼンに失敗してしまいます。さらに落ち込むパパに追い打ちをかけたのは、実母が明かした衝撃の事実でした。
厳しく育てられた実父への劣等感を抱えていたパパですが、実は父の学歴が自分より低かったと知り、自信と根拠のない執着が崩壊します。自らの愚かさを悟ったパパは、家族と向き合うため再び美和さんの実家を訪ねますが——。


パパは勉強だけでは得られない悠斗くんの成長を実感します。これまでのおこないを猛省したパパは、悠斗くんに「自分が間違っていた」と心から謝罪。仲直りに贈ったルアーをきっかけに、共に釣りを楽しむ約束を交わし、父子の絆を取り戻し始めました。


しかし、悠斗くんの苦しむ姿を見てきた美和さんは簡単にパパを受け入れることはできませんでした。


そんな中で、美和さんの父はパパに庭にある鶏小屋の修理をお願いし、義実家へ通う理由を作ってあげたのです。

偏差値夫が気づいた「一番大切なもの」

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月日は流れ、パパが採点しているのはかつてのご褒美で釣った難しいテストではなく、悠斗くんが興味を持つ魚のテスト。偏差値に固執していた以前の姿はなく、家族の歩幅に合わせる努力を続けていました。


理屈っぽいところは相変わらずなものの、「本当に大切なものは偏差値ではない」と気付いたパパを中心に、美和さん一家に穏やかな笑顔が戻ったのでした——。


♢♢♢♢♢♢


美和さんは「許したわけじゃないけれど、家族として変われるかどうか見届ける」という決断をしました。人は変われると信じるのは勇気がいります。しかし、かつて偏差値に固執していたパパは、今では悠斗くんが魚博士になれるようにサポートするまでになりました。


パパのおかげで、親の価値観を押し付けるのではなく、子どもの興味に寄り添うことの尊さに改めて気づくことができました。皆さんは、お子さんの「好き」を一緒に全力で楽しめていますか?


著者:マンガ家・イラストレーター はたけ

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