【JK2年生】学校では優等生、家では…? 娘のADHDを疑う母と、「本気ですか?」と呆れる教師のすれ違い【作者に聞く】

【JK2年生】学校では優等生、家では…? 娘のADHDを疑う母と、「本気ですか?」と呆れる教師のすれ違い【作者に聞く】

担任の先生に検査を受けることを相談する母親
担任の先生に検査を受けることを相談する母親 / 画像提供:早乃あかりさん

早乃あかり(@akari238ffm)さんのブログ連載『娘のADHD疑惑・検査診断していない理由』は、自身の子育ての実体験をもとに描かれた作品である。娘のサユミの特性から「ADHDなのでは?」と疑い始めたときの、母親としての迷いや葛藤が赤裸々に綴られている。


■担任との温度差と母の葛藤
『娘のADHD疑惑・検査診断していない理由』23-1
『娘のADHD疑惑・検査診断していない理由』23-1 / 画像提供:早乃あかりさん
『娘のADHD疑惑・検査診断していない理由』23-2
『娘のADHD疑惑・検査診断していない理由』23-2 / 画像提供:早乃あかりさん
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サユミの検査に必要な調査書類を依頼するため、早乃あかりさんは担任の先生に相談した。しかし、先生からは「本気で言ってるんですか?」と驚かれ、まるで考えすぎな母親だと思われているように感じたという。先生は書類に封をせずに渡し、暗に「検査など不要だ」と突きつけているかのようだった。

検査当日、病院で知能検査(WISC)の詳細を聞くなかで、早乃あかりさんは自らの奥底にある本音に気づく。それは「本当は診断されたくない」「娘を発達障害にしたくない」という切実な願いだった。成績のよいサユミが診断されることはないという確信と、障がいであってほしくないという願いが混ざり合い、複雑な心情のなかで検査に臨んだのである。

■検査結果と偏見への気づき

検査の結果、サユミは予想通り「何も問題ありません」と診断された。結果を聞いた当時は「なんで検査しようと思っていたんだっけ?」と呆然としながらも、ホッとした気持ちが最も強かったと早乃あかりさんは振り返る。同時に、自分の中に発達特性に対する偏見が少なからずあったことにも気づかされたという。

学校ではしっかり者だが家では気が抜けるタイプだったサユミ。当時は診断が出なかったことで再び厳しく注意する日常に戻ったが、のちに特性について学ぶなかで「ADHDの気質があるのかもしれない」と自然に受け止められるようになった。診断がどうあれ、娘が彼女自身であることに変わりはない。そんな早乃あかりさんの気づきは、同じように悩む親たちへ温かな視点を与えてくれる。


取材協力:早乃あかり(@akari238ffm)

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