結婚5年目、義両親と同居を始めた美留奈にとって、唯一にして最大の問題が義父の存在です。ふと視線を感じると義父は美留奈のことをジィ〜ッと見つめ、さらには盗撮。シャッター音に気づいた美留奈が抗議しても意に介さず、実の息子から注意されてもなお、義父は美留奈のことを盗み見るのです。
嫁に向けられたいやらしい視線に気づいた義母は義父を糾弾。さらには美留奈の背中を押し、義父から盗撮までされていたこと、盗視にも盗撮にも恐怖を感じていたことを告白させます。しかし、自身の悪事を認めようとしない義父は逆ギレし、愛想を尽かした義母が警察に「通報しようか?」と電話を手に取ってようやく、平謝りを始めたのです。
平謝りを続けるも義父の態度は明らかに白々しく、義母は「どう転んでもアンタは美留奈さんとは一緒にいられないんだから」と嫁夫婦との別居を提示。
それでも義父は嫁夫婦との同居解消に頷こうとせず、ついに義母から「別居を認めないなら美留奈さんだけじゃなくて、私とも一緒にいられないようになるかい?」と最後通告を突き付けられてしまい……?
義母からの離婚宣告を軽くあしらうも、衝撃の事実が判明し…!?






















義母がすでに離婚届を用意していることを知った義父はついに別居に同意しますが、実の息子の「親父はもう二度と、美留奈ちゃんに近づかないでくれ」という言葉に抗おうとする始末……。
さらにはこともあろうか嫁に追いすがり、迫り来る義父の手に恐怖した美留奈はその手を強く振り払ったのでした。
「バチィ!!」と音が響くほどに強く義父の手を振り払った美留奈……。義父の手が近づいてきたその瞬間、美留奈がどれほどの恐怖に襲われたのかがわかりますよね。美留奈自身は「やっちゃった……ついに手が出ちゃった」と後悔しますが、彼女に悪気はなく、とっさの防衛本能だったのではないでしょうか?
そして、強く義父の手を振り払った美留奈に対し、うっすらとやさしくほほ笑む義母の表情が印象的。もちろん、手を挙げることは良いことではありませんが、義母は美留奈が感じていた恐怖を深く理解していたのでしょう。
義両親と血のつながりのない嫁や婿という立場の人にとって、義実家での同居は気をつかうこともあるでしょう。しかし、そんな美留奈の背中を押し、義父のいやらしい視線から救ってくれたのは義母……。義母のほほ笑みは「ようやく仕返ししてやれたね」という美留奈への労いなのかもしれません。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター じむ

