肺がんを発症すると背中のどこに痛みを感じる?
肺がんを発症した場合には、背中のどの場所に痛みを生じるのでしょうか?
肺がんが胸膜に浸潤した部位
肺がんが周囲の胸膜まで浸潤するとこの部位の痛みが起こります。このため、肺がんができた場所により胸の痛みが起こる場所は異なります。部位により、背部のこともあれば、前胸部に痛みが起こることもあります。
骨転移がある場所
肺がんが骨転移をきたすと、転移した部位の痛みが起こります。肋骨や胸椎などの背中にある骨に転移が起こると、この部位の痛みを感じます。この場合は、より限局した部位の痛みがでやすいのが特徴です。
胸水が溜まった場所
肺がんにより胸水が溜まると、胸膜を刺激して痛みが起こることがあります。胸水が溜まった場所により痛む部位は異なります。ただし、胸水が貯留している側の比較的広範囲で痛みが出やすいのが特徴です。
「肺がんと背中の痛み」についてよくある質問
ここまで肺がんと背中の痛みの関係性などを紹介しました。ここでは「肺がんと背中の痛み」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
肺がんの手遅れとなる症状について教えてください。
後藤 秀人 医師
肺がんの手遅れとなっていると考えられる特徴的な症状はありません。さまざまな症状が肺がんの進行に伴い起こりますが、症状から末期であるとは言い切れません。進行期の肺がん治療も格段に進歩しています。ただし、呼吸が苦しい場合や、骨の痛みが疑われる場合には肺がんが進行している可能性が考えられますので、早めの受診をお勧めします。

