
席を譲ろうとして「断られた」経験、ある?
【要注意】「えっ怖すぎ…」 これが実際に「ぶつかりおじさん」が目撃された“駅”です(6枚)
「困っている人がいたら手を差し伸べたい」と思うのは、すてきな気持ちですよね。満員電車やバスの中で、高齢者や妊婦さんに席を譲ろうとした経験のある人も多いのではないでしょうか。ところが「『どうぞ座ってください』と声をかけたけれど、断られてしまった」という人も、実は少なくないようです。
席を譲られて「失礼だ」と怒りだす人も…
SNS上などでは「勇気を出して声をかけたのに断られてしまった」だけでなく、「みんなが見ている前で断られて、また座り直すのは恥ずかしかった」など、周囲の視線も気になるという声が。「断られたのにそのまま立つのも変だし、座り直すのも気まずいよね」と共感する意見も多く寄せられていました。
一方で、“気にする必要はない”という意見も目立ちます。「断られても、いいことをしたのだから恥ずかしがることはない」「周りの人はきっと感心していると思うよ」といったフォローの声も。たとえ受け入れられなかったとしても、席を譲ろうという思いやりから行動したことには変わりありません。
断る側の理由はさまざまでしょうが、「まだ席を譲られる年齢ではない」と断る人が多い様子。中には「失礼だ」と怒りだしてしまう人もいるようで、「また怒られるかもと思うと怖くて、これから席を譲るのにちゅうちょしてしまいそう」と心にわだかまりを抱えた人もいました。
また、「次の駅やバス停で降りるから座らない」や「膝の曲げ伸ばしがつらいから、立っている方が楽」といった具体的な理由も。必ずしも厚意を否定しているわけではなく、状況や体調によって座るかどうかを判断することも少なくないようです。
断られる気まずさを回避するために「いきなり『座ってください』じゃなくて、『おかけになりますか?』とやわらかく尋ねてみる」「何も言わずに立って移動し、さりげなく席を空ける」といった対策を講じている人もみられました。
声をかけて断られることもありますが、それは決して無駄なことではありません。譲ろうとした勇気や心配りは、周りの人の目にもしっかり映っていることでしょう。気まずさにとらわれすぎず、思いやりの気持ちを伝え合える社会であってほしいですね。
「席を譲ろうとしたけれど、断られてしまった」経験、あなたにはありますか?
