1. グルーミングの一環!鼻をきれいにしたい
食後や休憩中に、猫が自分の鼻をペロッと舐めているのを見たことはありませんか?
これはグルーミングの1つ。
鼻の表面についたほこりや食べかすをきれいにし、体を清潔に保つために大切なお手入れタイムです。
特に食後は食べ物のニオイが残らないようにと、鼻だけではなく、口周りや顔全体を洗うことも多いです。
面白いのは、美味しかったときも、あまり好みでなかったときも、鼻を舐める頻度は高くなりやすいということ。
次に鼻を舐める仕草を見せたら「ごはんは完食してるかな?」と注目してみましょう。
2.不安のサイン?気持ちを落ち着かせたい
猫が鼻を舐める行動は、不安の表れの可能性もあります。
皆さんは「転位行動」という言葉を耳にしたことはありますか?
転位行動とは、そのときの出来事に全く関係のない行動をして気持ちを落ち着かせようとするもので、鼻を舐める動作もこれに当てはまります。
たとえば、苦手なお手入れをされたときや、ジャンプのミスをしたときなどに見られやすく、何気ない動作にも猫なりの深い意味が隠れているようです。
多くは一時的なものですが、長時間ずっと舐め続けている場合は、何が原因になっているかを探ってあげることも大切です。

