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高級志向夫「やっぱ松坂牛は違うな」半額安売り肉を満足そうに…あきれた私は翌日、ある作戦を決行!

高級志向夫「やっぱ松坂牛は違うな」半額安売り肉を満足そうに…あきれた私は翌日、ある作戦を決行!

初めて義実家に行ったときの話です。義実家はとにかく本物志向で……。

高級食材にこだわる夫

その日はカニ鍋をご馳走してくれたのですが、義父母は「このカニは◯◯から取り寄せた一級品なんだ」「この出汁は◯◯産の昆布をたっぷり使ったんだ」と、食材に対してかなりこだわりがあるようでした。


初めての訪問だったので気を使ってくれたのかと思っていましたが、義実家に行くたびに同じように「この牛肉は等級が違うんだよ」などと言って盛り上がっています。「君には違いがわかるかな?」と言われたときには正直、ちょっとムッとしてしまったこともあります。


夫もその血を色濃く受け継いでおり、普段から料理について細かく指示を出してくることが負担でした。「食材をケチるな。いいものを使え」と食費を削ることを嫌がるのです。さらには「実家ではいつも高級品ばかり食べていた」と自慢してきます。


そんなある日、夫にすき焼きをリクエストされ、「肉はブランド牛な! そうだな、松坂牛がいいかな」と言われました。買い出しに行った私は、あえてスーパーで安売りしていた牛肉を買い、その夜すき焼きにして出してみたところ……。


夫は「やっぱりいい肉は違うな」と満足そうに食べていました。内心「あんなに言ってたくせに、味の違いもわからないんじゃん」とあきれましたが、種明かしはせず「おいしいね」と話を合わせました。


この翌日から私は、高級食材にこだわらず、家計と気持ちに無理のない範囲で夫の食事を用意するようになりました。夫はまったく気づいていません。


高級食材に強いこだわりがあっても、実際には雰囲気や先入観で「おいしい」を感じていることも多いと学びました。無理に背伸びをする必要はなく、自分が納得できる形で対応することで、家族との食事時間を楽しめるようになった出来事でした。



著者:荒井佐奈美/30代・女性・会社員。2児の母。

イラスト:大福


※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)


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