義母の要求はまだ終わらなかった
さらに困ったことに、義母の要求はそれで終わりませんでした。「なんでもっと七段飾りを喜ばないの? 会う度にお礼を言われてもいいはずの素敵なお祝いなのに」
感謝の言葉を伝えても「足りない」と不満顔。リアクションの大きさまで求められ、まるでテストを受けているような気持ちになってしまったそう。「夫は横で苦笑いを浮かべて場をなだめるものの、強くは言えず、「こんなことになってごめんね」と私に謝るばかりで。自分の部屋の一部を物置として使ってほしいと申し出るのがせめてものお詫びと思っているようでした」
祝福よりも支配が前に出た義母の振る舞いに、波留さんは今後の付き合い方そのものに不安を感じてしまいました。
「夫も頼りないし、今後は私がもっと強く出られるようにならないといけないと強く思いました。私達の家庭をこれ以上義母の好き勝手にされるのは耐えられません」とため息をつく波留さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

