これは私が高校生時代に、予期しないタイミングで生理が始まってしまったときのお話です。あまり親しくない関係でも「相手が生理で困っている」とわかれば助け合うという謎の結束……。そんな女子特有の空気感に救われたエピソードをお話しします。
生理がきたけど…ナプキンがない!
学生時代はまだ生理周期が安定していなかった私。予想外のタイミングで生理が始まってしまうことがしばしばありました。そのため「いつ生理がきても大丈夫なように」と、常に生理用のナプキンをかばんに入れていました。
しかし、たまたまナプキンを持ってくることを忘れていた日に、生理が始まってしまって……。かばんの中に1枚くらいあったりしないかなと探したのですが、かばんの中からはナプキンが出てきませんでした。
やさしく声をかけてくれたのは…
仲のいい女の子に「ナプキンを持っていないか」と聞こうとも思ったのですが、あいにくこのとき教室にいた女の子は、あまり話したことのない子ひとりだけ。生理はとてもデリケートなことなので、あまり親しくない子に助けを求めるのはさすがに気が引けるなぁと私は躊躇してしまいました。ただ、ナプキンがないと困るのも事実。私は「どうしよう……」とひとりで困惑していました。
そのときです。その女の子がスッと私の元に近寄ってきて……「違ってたらごめんね」と言ってナプキンを差し出してきたのです。

