
東野圭吾のベストセラー小説を原作に、福山雅治が天才的な物理学者・“ガリレオ”こと湯川学を演じた人気ドラマ「ガリレオ」シリーズの第1~3話が10月2日まで、TVerとFODで無料配信中。湯川先生といえば研究室で実験に没頭するか、スーツ姿で講義をするシーンが思い出されるが、シーズン1では序盤から、そんな学者らしい姿とは一味違うスポーティな一面も披露している。(以下、ネタバレがあります)
■白衣姿で研究に没頭する天才・湯川学
「ガリレオ」は、帝都大学理工学部物理学科准教授・湯川(福山)が科学の力を使って不可解な事件のからくりを解明するミステリードラマシリーズ。第1シリーズでは、貝塚北署の新米刑事・内海薫(柴咲コウ)が湯川に捜査協力を依頼。第1話では火気のないところからの人体発火、第2話では幽体離脱、第3話ではポルターガイスト現象…と、常識では考えられないようなオカルトチックな事件を科学的な検証と推理で解決していく。
どんな現象も論理的に説明できると断言し、実際に実験でそれを検証してみせる。そんな湯川は、超がつく天才であると同時にルックスも抜群。研究室では基本白衣姿だが、大教室での講義には品のいいスリーピーススーツで登場。詰めかけた女子大生たちに小難しい理論を流れるようなイケボで語って聞かせ、「カッコいい!」「私も当てられたい」の声を浴びる――そんなイメージが強いのではないだろうか。
■またある時はカッコいいスポーツマン
だが、湯川の魅力はそれだけではない。子どもの幽体離脱体験を取り上げた第2話「離脱る(ぬける)」では、華麗にスカッシュに興じる姿を披露。ブラックのノースリーブパーカをまとい、ゲームでひと汗流した後は、汗ばんだ上腕二頭筋をタオルで丁寧に拭きながら内海の話に耳を傾けた。
第3話「騒音ぐ(さわぐ)」では、スポーツクライミングを楽しむ姿が登場する。やはり黒のタンクトップ姿で指にテーピングを巻き、スイスイと登っていく。鍛え上げられた筋肉も眩しく、白衣姿で実験に没頭する姿とはまた違うギャップある姿を覗かせている。
■ファンも注目「二の腕にくぎ付け」
だが、訪ねてきた内海に「スカッシュのコートは5面。つまり三次元空間を使ってボールの反射軌道を計算しながらプレーする」と科学的に解説し始めるなど、頭の中はやっぱり湯川。
それだけでなく、「クライミングは一度つかむ場所を間違えると次の手も不利になり、さらにそれが次の手を不利にする。トラブルの連鎖をいかに断ち切るかも重要なんだ」と、スポーツで得た体験を普遍的な学びにまで落とし込む姿はやはり、根っからの研究者と言えよう。一方で第1話では、内海に怒鳴られたショックを引きずりながら釣り堀でしょんぼり釣り糸を垂らす場面も…。
多彩な表情を見せる湯川に、今回の無料配信で視聴したファンからも「スカッシュする湯川先生イケ散らかしてる」「湯川先生は何しててもカッコいいのよね」「湯川先生の二の腕にくぎ付けになってしまった」などといった声が上がっている。
なおFODプレミアムでは「ガリレオ」シリーズ全話が独占配信中。湯川がほかにもアーチェリーやボクシングなどさまざまなスポーツに興じる姿を楽しめる。白衣姿で研究に没頭する湯川先生もいいが、たまに見せるスポーティな姿とのギャップにもぜひ注目してほしい。

