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「仰向け」「うつ伏せ」「横向き」どの姿勢で寝ると健康的?医師が徹底解説!

「仰向け」「うつ伏せ」「横向き」どの姿勢で寝ると健康的?医師が徹底解説!

「横向き」のメリット

「横向き」のメリット

横向きで寝ると、気道が確保されやすく呼吸が安定しやすいと言われています。また、腕や手の痺れも少なく胃液も逆流しにくいなど、さまざまなメリットがある姿勢です。

睡眠時無呼吸症候群やいびきの改善

横向きで寝ると、睡眠時無呼吸症候群やいびきの改善に効果があります。
実際に閉塞性睡眠時無呼吸症候群が改善することが示されました。
仰向けで寝ると無呼吸になりやすく、横向きに寝ると無呼吸が軽減または消失することがあると知られており、体位性睡眠時無呼吸と呼ばれています。

神経への圧迫が少ない

横向きで寝ると腕や手への圧迫を避けられ、睡眠中にかかる神経への負担が少なくなります。寝て起きたら腕が痺れていた、という経験はないでしょうか。横向きやうつ伏せで寝る習慣がある人は、人間工学では神経の圧迫によるしびれや痛みが起こる可能性も示されています。

逆流性食道炎の症状軽減

横向きに寝ることで、胃の解剖学的構造により胃酸の逆流が起こりにくくなり、逆流性食道炎の症状が緩和されることが報告されています。
どちらかというと、右側よりも左側を下にした場合に症状が軽減されます。相対的に食道が胃よりも上になるため、胃の内容物が食道に逆流する可能性が低くなるためです。

妊娠中の血流改善

左側を下にした横向きで寝る姿勢は、妊娠中の方に推奨される姿勢です。「シムス体位」と呼ばれることもあります。
左側臥位によって子宮から下大静脈への圧迫が軽減され、母体と胎児への血流が改善されるためです。

脳の老廃物排出(グリンファティックシステム)が促進される可能性あり

横向きで寝ると、グリンファティックシステム(脳の老廃物排出システム)が効率的に働くことが示されている研究もあります。グリンファティックシステムとは、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβなどの老廃物を脳から除去するシステムのことです。
横向きで寝ることで脳脊髄液から老廃物を除去する効率が良くなった場合、認知症予防にもつながる可能性が期待されています。ただし、ヒトでの明確な結論はまだ十分ではないため、今後のさらなる研究が望まれるところです。

「横向き」のデメリット

「横向き」のデメリット

一方、横向きで寝るデメリットも存在します。特に、特定の方向を向いて寝る癖がある方は注意しましょう。

肩の痛みが起きやすい

横向きで寝ると肩の痛みが起こりやすい点が挙げられます。
これは、体重が肩に集中して圧迫を強め、痛みを悪化させる悪循環を生むためです。一般的に、肩に負担がかかる姿勢を続けると炎症や関節痛が起きやすくなります。

体のバランスが悪くなる

一方向のみの横向きを続けると、体の左右バランスが崩れ、骨盤や椎間板に負担をかける可能性があります。
偏った向きの横向きで寝る姿勢は、筋骨格系が左右非対称性になることが示されています。
マットレスやまくらなどの寝具も利用して、身体にかかる力を分散させましょう。

顔の片側への圧迫によるシワやたるみが起きやすい

うつ伏せ寝と同じく、横向きで寝ると、片側の顔面が枕に長時間押し付けられるため、顔の骨格や顎関節に不自然な圧力が[YS1] かかって顎関節症の原因の1つになる可能性が指摘されています。
また、顔への圧迫によって皮膚のシワやたるみが形成されやすくなる、といった美容面でのデメリットもあります。

配信元: Medical DOC

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