焼き芋とコーヒー、ちょうどいい関係

コーヒーのお供は石焼き芋。
店主は、もともと八百屋で働いていた人だという。だから、焼き芋に使う芋も『甘太くん』『シルクスイート』などこだわりの品種。遠赤外線でじっくり焼かれた芋は、ねっとり甘い。
深煎りコーヒーの苦味と、焼き芋の甘さ。交互に口に運ぶと、不思議と落ち着く。アツアツの焼き芋も、ヒヤヒヤに冷やしたものも用意されていて、その日の気分で選べるのがうれしい。
そっと並ぶ、もうひとつの暮らし

店の奥には、保護猫たちが過ごすスペースがある。店内に猫がいるわけではないけれど、この場所のすぐ隣で、静かに暮らしている。

店内に並ぶグッズやドリップバッグは、その売上の一部が保護猫の活動費になっている。ただ、コーヒーを買うこと、飲むことが、ほんの少し誰かの暮らしにつながっている。
暮らしの延長に、そっと命がある。それを特別にしすぎないことが、ここではいちばん大切にされているような気がする。
