「こんなオフィスはキモい」にSNSが共感!?
「どっからでも人に見られるの嫌!」――。X(旧ツイッター)でとあるユーザーが2024年9月29日に投稿した、オープンオフィスへの苦悩を込めた叫びが話題になっています。
オープンオフィスとは、壁やパーティションなどの仕切りを少なくし、社員が広い空間を共有して働く、コミュニケーション重視のオフィススタイルです。叫びと共に投稿された画像も、デスクが中央に並び、周囲から丸見えのレイアウトを示すものでした。
「分かる!人の動作が目に入ると集中切れる」「見られるプレッシャーで生産性ゼロ」「フルオープンオフィスは監視社会の象徴、きもすぎる」といった声が殺到しました。「ディスプレイで目隠し必須」「個室ブースが理想」と実践的なアドバイスも寄せられています。
今回のバズのきっかけは、テレワーク普及後のオフィス回帰で「監視感」が再燃した社会背景があるとみられます。「テレワーク万歳、オフィス廃止希望」などのコメントも寄せられていました。
一方で否定的な意見もあり、「贅沢言うな」「チームワークが大事」「監視は必要悪」との声や、人間関係を重視する観点から「つながり厳重」「孤立は問題」との指摘も見られました。しかし、これらの批判的な意見は全体の中では少数派にとどまっています。
オフィスのレイアウトと従業員のメンタル面でのストレスという、現代の労働環境を巡る問題が浮き彫りになった投稿として、今も議論が続いています。
(LASISA編集部)

