おすすめエリア①:秋の散歩にぴったりな国はベルギー
最初におすすめしたいのが、ベルギーです。ベルギーといえば、小便小僧のいるブリュッセルももちろん素敵なんですが、昨年訪れたブルージュの運河沿いの街並みは、本当に最高でした。まさに秋の散歩にはぴったりな、こんな美しいところがあるのかっ! という感じになりました。あちらこちらからワッフルやチョコレートの甘い香りが漂ってきて、どこで写真をとっても絵になっちゃう。
このときルクセンブルグもセットで行ったんですが、ルクセンブルグの上り坂も秋にはぴったりでした。小さな国だけど、断崖絶壁に築かれた要塞都市は圧巻。紅葉の木々と、中世の石橋のコントラストが、これまた美しいんです。
おすすめエリア②:喧騒と静寂が入り混じるセントラルヨーロッパ
次に紹介したいのが、チェコのプラハ。旧市街の時計台でオレンジ色の屋根が連なる景色を見下ろすと、その絶景がまるでタイムスリップしたような感覚になります。そこから少し足を伸ばして、音楽の都、ウィーンに行くのもおすすめです。さらにはハンガリーのブダペストと中央セントラルヨーロッパ3ヶ国を回ってみるのもいいんじゃないかなと思います。
ウィーンは日本では考えられないくらいのリーズナブルな値段で、オペラを鑑賞できます。芸術や音楽を堪能しながら、秋の深まりを味わうのは格別の体験です。
そして、グッと思いが深まった後に、プラハでのおすすめはビアガーデン。プラハのちょっと黒い色をしたビールが美味しいんですよね。
中央ヨーロッパは、喧騒と静寂が入り混じり、歴史的な背景から生まれる重厚な空気が漂っています。イタリアなどの風景とはまた全く違う、ちょっと重々しい空気なんかもあって。
その重厚感の中で、しっかりと自分を見つめ直すっていうとちょっと重たいんですが、本当に濃厚な時間を過ごせる場所です。

