
織田裕二主演の連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(毎週日曜夜10:00-、WOWOW/WOWOWオンデマンド、Leminoにて配信※全7話)が放送・配信中。今回、ヘアメイクや衣裳、小道具の“キャラクターデザイン”が公開された。
■“はみ出し者”たちの闘いを織田裕二主演で描き出す
「三国志演義」「西遊記」と並ぶ中国三大奇書の1つ「水滸伝」。理不尽な世の中に抗ったアウトローたちが“志の旗”の下に集う壮大な群像劇であり、日本でも江戸時代から広く親しまれている。
連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」の原作となる北方氏の「水滸伝」(集英社)は、壮大なスケールと緻密な人間描写で熱烈な支持を集め、シリーズ累計発行部数1160万部を超える大河小説の金字塔。「水滸伝」の登場人物たちの葛藤や誇り、闘志を現代的な視点で描き直し、原作に新たな命を吹き込んだ作品となる。
本ドラマには、主人公・宋江役の織田をはじめ、反町隆史、亀梨和也、満島真之介、波瑠、玉山鉄二、松雪泰子、佐藤浩市ら豪華キャストが集結。腐敗した世に抗う“はみ出し者”たちの闘いを、現代にも通じる“理不尽な権力への怒り”や“仲間との絆”と共に、“規格外”のスケールで描いていく。
2月15日に第1話が放送・配信され、絶賛の声が続出した本ドラマ。WOWOWオンデマンド ドラマ週間人気ランキングで第1位(2/21~2/27)、Lemino国内ドラマランキングでも第1位(2月27日時点)を獲得した。
■数多くの登場人物を一から作り上げていく過酷な作業
本ドラマは漫画原作作品とは異なり、キャラクター造形や衣裳の色味、小道具に関する共通ビジュアルイメージが存在しないため、梁山泊に集結する108人の漢(おとこ)たちを中心に、数多くの登場人物を一から作り上げていくことに。
「撮影開始の半年以上前という早い段階から着手していました」と、過酷な作業を振り返るWOWOW・大原康明プロデューサー。「ヘアメイクデザイン担当の酒井啓介氏を中心に、髭が生えているのか、こういった髪型なのではないか、傷跡がある場所など、各人物たちの首から上のイメージを想定していただきました」と語る。
その言葉どおり、ヘアメイクデザイン画には宋江(織田)、晁蓋(反町)、林冲(亀梨)、楊志(満島)、李富(玉山)らの表情や髭、痣などが緻密に描き込まれ、それぞれの人物像がリアリティ豊かに表現されている。
また、世界観構築に欠かせない小道具について「小道具チームの方々で、各人物たちの持ち合わせている武器や靴、甲冑の色、装飾物など、それぞれ緻密な時代考証も踏まえながら、デザイン画に起こしイメージを膨らませていくような作業を行っていただきました」と話す大原氏。
小道具デザイン画には、素朴さを感じさせる宋江の靴や装飾物、力強さを放つ晁蓋の面、魯智深(金児憲史)の豪快な太い首飾りなどが描かれており、細部に至るまでクオリティを追求し続けたスタッフの熱量が伝わってくる。
そして、衣裳はスタッフが実際に中国に赴いて調達。若松節朗監督は「(日本人の)役者に、中国人役としてどのような衣裳を着せるのか、さらには今回はオリジナルで作り上げる服なので、格好良さや美しさを、見ているお客さんに伝えることが大切で。そこがエンターテインメントとして認識してもらえる大事な要素なんです」と明かす。
衣裳デザイン担当・加藤哲也氏も「クランクインの8カ月以上前から準備を進めてきました。日本のノウハウで作れる衣裳ではないので、実際に中国で調達していますし、現地で見つけた生地についても、本作の時代背景に合っているのかという考証もしっかり行なっています」と話した。
なお、キャラクターデザインを含む本作制作の舞台裏に迫る特別番組「『北方謙三 水滸伝』の舞台裏」は現在、WOWOW/Leminoにて放送・配信中。美術やアクションなど、作品を支える現場の挑戦を紹介する全8本のメイキング映像となっている。


