●民事で1100万円の賠償認定も影響か
──他に要因はありますか。
報道によると、2月20日、原作者と被害者とされる女性との民事訴訟で、1100万円の損害賠償が認定されています。
裁判で損害の10%を弁護士費用として加算する例が多いことを踏まえると、実質的な損害認定額は1000万円ということになります。
この金額は社会的インパクトも小さくなく、世論形成に少なからぬ影響を与えた可能性があります。
詳細な事実関係については、今後の第三者委員会の調査結果を待つ必要がありますが、何よりも被害者の回復が最優先であり、二次被害が生じないように議論が進められることが望まれます。
【取材協力弁護士】
舟橋 和宏(ふなばし・かずひろ)弁護士
芸能・エンターテインメント案件を多く取り扱うレイ法律事務所に所属。同事務所においては、マンガ・アニメ・映像コンテンツ等の知的財産権(特に、著作権・商標権保護)を多く扱う。著書として「デジタル時代の契約書作成と締結実務(中央経済社)」等。
事務所名:レイ法律事務所
事務所URL:https://rei-law.com/

