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「妊娠中の高血圧」はどう”下げる”?受診の目安や日常生活の注意点も医師が解説!

「妊娠中の高血圧」はどう”下げる”?受診の目安や日常生活の注意点も医師が解説!

「妊娠中高くなった血圧を下げる方法」は?

生活習慣の見直しや心身の負担を減らす対策が基本です。次に、必要に応じて医師の判断のもとで降圧治療を行います。日常生活における血圧値の把握と医療機関との連携により、血圧を安定させることが重要です。

横になるなど安静にして休養を取る

妊娠中に血圧が高い場合は、無理をせず安静にして休養を取ることが大切です。横になって安静にすることで体動が少なくなり、交感神経の働きが抑えられます。その結果、心拍数が安定し、血圧の上昇を抑えることができます。家事や仕事は無理のない範囲にとどめ、こまめに休養を取ることが重要です。

塩分を控えるなど食事の見直し

過剰な塩分摂取は、体内に水分をため込みやすくなり、血液量が増えて血圧が上昇しやすくなります。減塩を心がけることで余分な水分が体内に貯留しないため、心臓や血管への負担が軽減されます。妊娠中は、過度な減塩は必要ないですが、塩分のとり過ぎには注意しましょう。薄味を意識し、バランスのよい食事を心がけることが大切です。

入浴や運動の注意点は?

妊娠中に血圧が高い場合、入浴や運動には注意が必要です。熱い湯に長く入ると血管が急に拡張するため、血圧や心拍数が大きく変動することがあります。ぬるめの湯で短時間にとどめるようにしましょう。運動は血流改善や気分転換に役立ちますが、強度が高い運動を行うと、心拍数が上昇するため、血圧上昇につながります。医師の指示のもと、無理のない範囲で行うことが大切です。

「妊娠中の血圧」で気をつけたい病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「妊娠中の血圧」に関する症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

妊娠高血圧症候群(旧称 妊娠中毒症)

妊娠高血圧症候群とは、妊娠中に高血圧が認められる疾患です。具体的には、妊娠中に、収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、または、拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上になった場合、妊娠高血圧症候群と診断されます。以前は妊娠中毒症と呼ばれていました。
原因は現在もよくわかっておりませんが、胎盤が注目されています。胎盤の形成がうまくいかないと胎児の栄養や酸素が不足状態となります。この状態になると、母体は胎盤への血液量を増やそうとします。その結果、母体自体の血圧が上昇し、高血圧状態になるのではないかと考えられています。
治療の基本は安静です。しかしながら、160/110mmHgを超えるような高血圧、タンパク尿を認めた場合は、入院治療が必要となります。降圧薬や痙攣予防薬が投与されることが多いです。母体や胎児が危険な状態に陥ったと判断された場合は、陣痛を促進する薬剤により分娩を誘発したり、帝王切開による胎児の排出を検討したりします。
特徴的な症状はありませんが、頭痛、むくみ、めまい、吐き気などの症状がみられる場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。自覚症状をほとんど認めない場合もあるので、健診で異常を指摘された場合は放置しないことが大切です。受診先は産婦人科が基本となります。妊婦健診を受けている医療機関がある場合は、まず主治医に相談し、指示に従ってください。

配信元: Medical DOC

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