突然、気持ちが冷めていく
自分でも「彼との付き合いは本当に幸せなのか?」とは思っていたものの、深く依存していたことで別れる決断はできませんでした。
そんなある日、別れを決定的にする出来事が起きたのです。
彼から「……笑っているのは似合わない、お前は泣いているほうがいい」と言われたことで、私は急に彼への想いが冷めたのです。どれほどひどい言葉をかけられてもすがりついていたものの、なぜだかこの言葉で彼への想いが消え、別れを決意することになりました。
別れてからしばらくは、彼と復縁したい気持ちも出てくるなどしましたが、時間をかけて1人に慣れたり、心の傷を癒したり、自分のことを優先するようにしました。
違和感を抱いたとしても、慣れてしまうと違和感がわからなくなってしまうもの。特に私は彼に依存していたので、そこが鈍感になっていたように思います。正直、交際を始めてからの彼には、ひどい言葉をかけられた記憶しかありません。なぜ彼がそんなふうに言うようになったのかはわかりませんが、自分のためにも、もっと早く別れを決断すべきだったなと後悔した恋愛でした。
著者:柳瀬蓮/30代女性・元キャバ嬢ライター。約10年、夜職に勤務しその経験を基に現在はコラムやエッセイ・シナリオライターとしてさまざまな記事や脚本を執筆している。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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