ミキさんは夫・吾郎さんと、幼稚園に通う息子・翼君との3人家族。家事も育児もほぼひとりで担っているのに、吾郎さんは手伝おうとせず、ミキさんのパート収入まで見下す態度を取っていました。
ミキさんがパート収入をあと3万円増やしたら家事を手伝うと条件を出した吾郎さん。怒りながらもミキさんはシフトを増やすことにします。追い打ちをかけるように、同僚から翼君と同年代の子どもたちがすでに習い事を始めていると聞きミキさんは大焦り。まだまだ先だと思っていた子どもの教育について、出遅れと金銭的な不安が募ります。
その夜、シフトの件を伝えるも吾郎さんは他人事。さらに「今月は増やせなかったから来月から」と約束を先延ばしにされそうになりミキさんは思わず翌日からのゴミ出しをお願いしました。
翌朝、約束したにも関わらずゴミ出しをしない吾郎さん。
ミキさんが問い詰めると、「約束をしたときは、0時を過ぎていたから“今日”。“明日”からで合っている」と屁理屈でかわそうとします。
夫の心無い言葉…









反省するどころか、吾郎さんは「手伝うのはプラス3万円稼いだらだろ」「ミキこそ約束守りなよ」と言いたい放題。
ミキさんが「ゴミ出しの話はその前からしていた」と説明しても、まったく取り合いません。
ミキさんは以前に吾郎さんが自らゴミ出しをやると言ってくれてうれしかったことを思い出し、「信じた私がバカみたい」と傷ついてしまうのでした。
毎日、家事と育児に追われるミキさんにとって、ゴミ出しをしてもらえるだけでも大きな助けになります。
だからこそ、その約束がなかったことのように扱われたときのショックは、より大きかったのかもしれません。
家事はゴミ出しひとつで成り立つものではなく、日々の細かな積み重ねによって支えられています。
収入の多さによって「やる・やらない」を分けるのではなく、家族として互いに協力し合う姿勢が大切なのではないでしょうか。
家族の中で交わした約束は、小さなことのようでも、相手にとっては大きな支えになるもの。
軽く扱われてしまえば、信頼が少しずつ揺らいでしまうこともあります。
一度「やる」と決めたことにはきちんと向き合い、互いに支え合おうとする姿勢を大切にしたいですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

