まずはヤケドの症状があるかチェック
ヤケドは表面的な軽いものから、深部に達した重症のものまであります。目に見える主な症状としては、以下のとおりです。
軽度のヤケドの症状
毛が焼けている/皮膚が赤くなっている/軽く腫れている
重度のヤケドの症状
水ぶくれができている/皮膚がめくれている
上記の症状が見られなくても、ヤケドが疑わしいときはできるだけ早く受診し、診断を仰いでおくと安心です。「体の同じ部分をなめている」「その部分を触られるのを嫌がる」などのしぐさをしている場合は、そこにヤケドをしている可能性があります。
また、猫は被毛があるためヤケドの状態がわかりにくく、数日して皮膚がめくれてくることも。軽症でも必ず受診するようにしてください。
ヤケドをしていた場合は冷やして受診を
ヤケドをしていた場合は、すぐに患部を冷やして受診しましょう。冷やすときは、ヤケドをしている部分に冷水で湿らせたガーゼや布を当てます。保冷剤を使うときは、凍傷を避けるために必ずタオルやガーゼで包んで使用しましょう。
ヤケドが広範囲にわたる場合は、絞ったぬれタオルで覆いなるべく動かさないようにして、冷やしながら動物病院へ連れて行ってください。なお、ヤケドの程度が重い、あるいは、ヤケドが広範囲にわたる場合は、脱水でぐったりしているケースも。一刻も早く受診することが大切です。
さまざまなシーンで起こる猫のヤケド。家の中に多数あるヤケドの原因になりそうなものをチェックし、愛猫をヤケドから守りましょう。
お話を伺った先生/重本仁先生(王子ペットクリニック院長)
参考/「ねこのきもち」2026年2月号『「火」「熱」そして冬の「暖」にもご用心! 猫のヤケドの話』
文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
