
乃木坂46メンバーによる2人旅に密着するドキュメントバラエティー「乃木坂、逃避行。SEASON4」の第9回が、3月6日にLeminoで配信された。第9回は、5期生の小川彩と6期生の川端晃菜による福井旅前編。それぞれ期の最年少メンバーという共通点のある2人が、最年少だからこそ通じ合う思いを打ち明けながら、無邪気に旅を楽しんだ。(以下、ネタバレを含みます)
■川端、“小川攻略法”を実践?
同番組は、乃木坂46のメンバーが2人1組のペアとなり、1泊2日の旅をするドキュメントバラエティー。第9回は、5期生最年少の高校3年生・小川と、6期生最年少・中学3年生の川端が冬の福井へ。SEASON2で梅澤美波と台北旅をして以来2度目の“逃避行”となる小川と、先輩との2人旅は初めてという川端のフレッシュな組み合わせ。
福井といえば“恐竜王国”ということで、福井駅前の恐竜たち(オブジェ)が2人をお出迎え。「いっぱいいる!」「こっち見てる」「ちょっと面白いかも」「吠えられた!」とティーンらしくはしゃいだ後、目的地まで車内トークを展開。
小川との2人旅を前に、小川のことを知り尽くした5期生の一ノ瀬美空から「私みたいにグイグイ行けば大丈夫!」と“小川攻略法”を聞いたという川端は、それを忠実に守っているのか、序盤からグイグイと話し掛けていく姿が印象的だ。
そんな川端に、小川は「(まねするのは)ハードル高くない?」としながらも、「あんまり感情が表に出ないからあれだけど、本当に意外と単純な人だから(大丈夫)」と優しくほほ笑んだ。
最初の目的地は、この旅を前にいろいろリサーチしてきたという川端の案で福井を代表する銘菓「羽二重餅」を製造・販売する羽二重餅の古里「マエダセイカ」の製造工場直売所。スタンダードな昔ながらの羽二重餅から、生羽二重餅、チョコバナナやきなこ入りなどさまざまな種類の羽二重餅に目を輝かせながら、しっかり試食を楽しんだ。味の感想を伝える際、たまに語彙が行方不明になってしまう川端だが、目をまん丸に開いて「おいしい!」と素直な感想を漏らす姿で、十分おいしさは伝わる。
濃厚なミルクが癖になる「羽二重ジェラート ミルク味」と、金箔入りのぜいたくな「変なはぶたえ生もっちプリン」を車内で食べる用にゲットして、次の目的地となるスキー場「スキージャム勝山」へ。
北陸らしく粉雪が舞い散る中、そんなのはお構いなしで「若いからね、動こういっぱい」という小川と、「もう、見せつけたる」と元気いっぱいの川端。ライブでは数万人規模の大観衆を前に物怖じせず立つ川端だが、初めてのソリには「怖い!」とビビりな部分を出してくる。このあたりは年相応な中学生らしい。いつもは先輩や年上の同期に愛でられがちな小川だが、不安そうな川端に「一緒に行く?」と優しく寄り添うお姉さんぶりを見せる一幕も。
少し恐怖心はありつつもいざ乗ってみると「楽しい」と声をそろえた2人は、その後も2人乗りのソリやスノーチューブなどに夢中ではしゃぎ、雪遊びを満喫。暗くなった頃、この日の宿である北陸最大級の庭園露天風呂が自慢の「あわら温泉 清風荘」に到着した。
■小川、1年越しに“伏線回収”「カニをたらふく食べたい」
マッサージチェアまで併設された広々とした部屋に入ると、目に飛び込んできたのは前回の旅人・五百城茉央、愛宕心響からのお土産。2人のために選んでくれた石垣島感満載なポーチとグミ、五百城のイラスト入りの手紙に感激しきり。
そして旅館浴衣に着替え、夕食は「福井に来たらカニをたらふく食べたい」という小川のリクエストで、福井を代表する冬の味覚・越前ガニを思う存分楽しめるカニ会席のコース。ちなみに、小川は「乃木坂、逃避行。SEASON2」で台北に行った際、ランタンに「カニ食べ放題に行けますように」と願いを込めていた。1年越しに願いがかない、「ちょっと伏線回収しました」とニッコリ。末恐ろしい子だ。
会席コースにはカニだけでなく、キャビアなども登場。川端は「人生100年時代の中の、世界三大珍味をいいのかな…10代で食べて」と謎の感想をこぼしてみたり、「これが大人の食べ物か」と食リポしてみたり、青竹にひときわ興味を示したり、どこかクールで大人びた最年少という印象のあった彼女も、旅の恥はかき捨ての空気がそうさせるのか、“子ども感”たっぷりな反応で、「面白いなあ、ひーつん(川端)」と小川は面白くて仕方ない様子。
逆に、普段は赤子扱いをされやすい小川だが、今回の旅では「女将」の読み方を教えたり、「刺し身のつま」を教えたり、しっかりお姉さんモードで“保護者”をしていた。
大きな越前ガニを1人1杯ずつ堪能した後は、部屋に戻ってこの日の感想を語り合う2人。乃木坂46に加入して約1年の川端は、激動のデビューイヤーを振り返って「できないこともたくさんあったんですけど、本当に1個1個が濃くて、何年たっても忘れられない思い出になるんだろうなって思いますね」としみじみ。
乃木坂46を作り上げた1、2期生がまだいる頃に入った5期生の小川に対し、1、2期生が全員卒業した後に加入した川端が「これから後輩が入るたびに乃木坂46らしさが薄まっちゃうんじゃないか、というのが不安。もっと知りたいです、彩さんから」と打ち明ける。
すると、小川は「(1、2期生が)いらっしゃったときの雰囲気は、多少なりとも違う気がするし、学んだことはこれからも後輩に伝えていきたいし、そういう雰囲気もちょっとは残していけたらいいなと思う」とした上で、「でも、ひーつんはやっぱ好きだったから、絶対内から見てなくとも乃木坂46らしさをめっちゃ持ってるから大丈夫だと思う」と寄り添い、「一緒に頑張ろう」と誓い合った。
アイドルグループの“最年少”というと、ファンだけでなくメンバーからもかわいがられる立ち位置だが、そこに甘んじず、少しでも上を目指したいという思いは2人とも同じ。
特に小川は、梅澤キャプテンが「6期生もあーやの背中を見てほしい」「間違いなく乃木坂の先頭になる人だから」と、かわいがるだけでなく深くリスペクトするほど、明るい笑顔の裏にあるひたむきな努力、ストイックさに定評があり、パフォーマンス面でも一目置かれる存在になっている。
そんな小川の姿は後輩の目にもしっかりと焼き付いていた。同じ“最年少”という立場にプレッシャーすら感じていたという川端は、小川の背中を見て「頑張る。少しでも追いつけるように頑張らないと」と、気合を入れ直した。
◆文=月島勝利

