【ホラー】人を呪わば穴二つ…身代わりに呪いを受けた人を救うため、異能で呪いを“返す”!?【作者に聞く】

【ホラー】人を呪わば穴二つ…身代わりに呪いを受けた人を救うため、異能で呪いを“返す”!?【作者に聞く】

「黄昏(たそがれ)」と名乗る主人公の青年は、強い“異能”の持ち主だった。黄昏は、呪われた館の主人から呪いを“封印”してほしいと依頼を受け、“逆恨み”や“妬み”が渦巻くおどろおどろしい館を訪れていた。

「草紙(=冊子)」に呪いを封印できる異能を持つ
「草紙(=冊子)」に呪いを封印できる異能を持つ / 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)


話は遡ること5日前、館にある“箱”が届いたという。館の主人の妻は「この箱は嫌な感じがします」とすぐに感づき、「私が開けますからあなたは離れていて」と主人の代わりに箱を開けたところ、身代わりで呪いを受けてしまったのだという。その話を聞いた黄昏は憤り、「人を呪うなら、もちろん自分の墓穴も準備済みだよな」とつぶやき、“ある行動”に打って出た!
この話を聞いた主人公は怒りがこみ上げてきて…!
この話を聞いた主人公は怒りがこみ上げてきて…! / 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)


本作『タソガレ草子』を描いたのは、「ジャンプルーキー!」にオリジナル漫画を掲載している夏野ばな菜(@NatsunoBanana)さんである。夏野ばな菜さんに本作について話を聞いてみた。

――本作は、いつもの夏野ばな菜さんのテイストとは異なった作品ですね!

これは「8ページで物語を描け」という企画のために描いた少年漫画です。実は、こういうおどろおどろしいのも好きなんですね〜、てか漫画はだいたい何でも好きです!

――読者から「背景は手が込んでますね」「雲の描き方が世界観に合っていて、こういうの好物です」と背景への賛辞も多かった本作。描くのは大変だったのではないでしょうか?

はい。毎回背景や小道具なんか、ちまちまと時間をかけて描きます。それこそ1日かけて描く背景もあります。ですが、好きで描いているので苦になりませんし、完成して、公開して、そこに気づいてコメントいただけると、すべてが報われた〜!って気持ちになるんです(笑)。

――今回紹介したのは短編ですが、連載作品に力を入れて更新されていますよね。

リーマンラブコメディ漫画の『SSS』を連載しています。楽しい職場と愉快なサラリーマンたちが繰り広げるラブコメディ『SS』の続編で、現在は登場人物たちが結婚し、家族が増え…そんなにぎやかな日常を描いていますので、よければ一度読んでみてください。

目の前で苦しんでいる人が、自分の大切な人と重なって見えた
目の前で苦しんでいる人が、自分の大切な人と重なって見えた / 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

「新規のお仕事も募集中です!」という夏野ばな菜さん。これまで企業漫画や子ども向け学習図鑑の挿絵などの仕事も受けている。本作を読んで夏野ばな菜さんの作品が気に入った人はぜひほかの作品も読んでみて。

取材協力:夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

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