●弁護人も「言語道断」と非難
検察側は、欲望を満たすために保育士という立場を利用した悪質な犯行であり、被害園児も5人に及ぶこと、園の信用も失墜させたことなどを指摘し、拘禁刑1年2カ月を求刑した。
弁護側は、犯行は「卑劣で言語道断」と非難しつつ、被告人の関心は幼児一般ではなく、当初から多数人の撮影を目的としたものでないなど、一般的な小児性愛者による犯行と比べるとやや軽減されるなどとして寛大な処分を求めた。
被告人は最終陳述で、園児や保護者、自身の家族、交際相手に謝罪の言葉を述べた。
性犯罪は、その当人の性的嗜好のほか、仕事上のストレスなど心的要因が挙げられることが多い。動機は明確に示されなかったが、今後は精神科の受診を予定しており、事件にどう向き合うかが、再犯防止のスタートになると感じた。
判決は後日言い渡される。

