パート先にネットの口コミで“ほぼ名指しクレーム”→ママ友が「犯人」だと気づいた決定的な瞬間

パート先にネットの口コミで“ほぼ名指しクレーム”→ママ友が「犯人」だと気づいた決定的な瞬間

知られざる、ママ友の気質

「実はね、天野さん。詩織さんのこと、私たちもちょっと距離を置いているのよ。」

田中さんの口から出た言葉に、私はやはり、という気持ちと、胸騒ぎが入り混じるのを感じた。

「詩織さんね…、結構、気性が激しいところがあるでしょう? 前々からいろいろとあったんだけど、決定的なことがあってね。」

田中さんは少し声を潜め、私の顔をじっと見た。

「詩織さん、ご主人の浮気が発覚した時にね、腹いせに自分も浮気をしたらしいのよ。」

私は思わず息をのんだ。耳を疑うような話だった。

「でね、それを私たちママ友に、まるで当然の権利であるかのように『相談』してきたの。ご主人が浮気したんだから、自分も同じことをするのは当たり前だ、って。最初はみんな、彼女が可哀想だと思って話を聞いてあげてたんだけど…あまりにも話の内容が、なんていうか…その…常識外れで。」

田中さんの言葉は、詩織さんの意外な一面を私に突きつけた。

「彼女はね、自分は何も悪くない、被害者だ、って一点張りで。それでいて、浮気相手との関係を赤裸々に話したりするの。まるで武勇伝みたいにね。みんな、さすがに引いちゃって…」

田中さんは言葉を選びながら続けた。

「結局、多くのママ友が彼女をブロックしたの。私も、連絡を取るのがしんどくなっちゃって…。浮気相手からも、結局ブロックされたらしいわよ。あまりにもしつこかったから、って話だけど…。」

私は絶句した。私の頭の中で、詩織さんの数々の行動と、田中さんの話がつながっていく。非通知着信、クチコミの悪意ある編集。これらすべて、彼女の歪んだ心理からきているのかもしれない。

夫への報復に、自分も同じ行為をしたなんて…。さらに、周囲のママ友へは、武勇伝のように語ったようです。佐藤詩織の、意外な一面を知ることとなりました。

このあと、ゆきは詩織にランチに誘われ、思い切ってカマをかけてみることに。非通知着信と中傷クチコミに悩み、弁護士に相談しようと考えていると告げます。すると、詩織の態度は急変。気性の荒さが露呈し、自ら犯人であるかのようなことを言い、その場を立ち去ります。

その後、詩織との交流はなくなり、クチコミはひっそりと削除されていました。すっきりとしない幕切れでしたが、勇気をだして話をしたゆきに、エールを送りたくなる作品です。

※このお話はママリに寄せられた体験談をもとに、個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。

記事作成: ももこ

(配信元: ママリ

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