ほうじ茶のカフェイン量はどれくらい?メディカルドック監修医がカフェインの一日の摂取量・ほうじ茶の効果や就寝前や妊娠中に飲んでもいいのかなどを解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「ほうじ茶のカフェイン量」はどれくらいかご存じですか?管理栄養士が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修管理栄養士:
中岡 紀恵(管理栄養士)
短大卒業後、20年以上経って栄養士の職に就く。給食受託会社に勤務しながら管理栄養士の資格を取得。栄養指導に携わりたいという思いから、病院に転職。現在は慢性期病院で栄養指導、入院患者様の栄養管理、給食管理等を担当。生涯現役で、栄養相談を通じてたくさんの人を健康に導くのが夢であり、目標でもある。
「カフェイン」とは?

コーヒーやお茶に含まれる苦み成分で、アルカロイドの一種です。カフェインには、適量摂取することにより、覚醒作用や疲労回復作用、利尿作用などがありますが、過剰摂取には注意が必要です。
日本国内でも、コーヒーやお茶として古くから飲まれてきました。
また、食品に添加されるカフェイン(抽出物)については、既存添加物名簿に収載され、厚生労働省により食品添加物として使用することが従来から認められています。更に、医薬品としても処方されています。現在では、この他にエナジードリンク、眠気覚まし用の清涼飲料水、サプリメント、ガムなど様々な製品に添加されています。
カフェインの一日の摂取量

健康な成人におけるカフェインの一日あたりの摂取目安は、海外の基準を参考に最大400mg程度とされています。これは一般的なマグカップのコーヒーで約3~4杯分に相当します。妊娠中や授乳中の方、妊娠を予定している女性については、欧州食品安全機関(EFSA)により1日200mg以下が推奨されており、カナダやアメリカの保健機関でも同様の上限が示されています。
日本ではカフェインの一日あたりの摂取許容量に関する明確な基準は設けられていませんが、消費者庁や厚生労働省などがこれらの海外基準を参考として紹介しています。摂取量の目安として活用されることが多く、個人の体質や健康状態に応じた配慮が求められます。

