
女性に人気のアプリに潜むリスクとは?(画像はイメージ)
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毎年3月1日から同月8日は、厚生労働省が定める「女性の健康週間」です。この時期は、女性が生涯を通じて健康で充実した日々を過ごし活躍できるよう、全国で女性の健康づくりに関する普及、啓発が行われます。
こうした健康への意識が高まる中で、今や欠かせない存在となっているのが、体重や心拍数などが記録可能なフィットネスアプリや、現在の位置情報から目的地までの経路を検索できる地図アプリなどです。
ネット上ではこうした個人情報を使うさまざまなアプリが普及していますが、インストールする前に知っておきたい、主要なリスクとプライバシーを守るための予防策をご紹介します。
個人情報を扱うアプリには特別な注意を
日々進化するテクノロジーのおかげで、私たちの生活はより便利で豊かになりました。特に女性の間では、体重や心拍数、消費カロリーなどを記録できるフィットネスアプリや美容や画像加工、妊活、メンタルヘルス、位置情報共有、個人的なコミュニケーションに関連するアプリなどが人気となっています。
一方、こうしたアプリの多くは、ユーザーの極めてプライベートな個人情報を多く収集しています。そのため、一度情報が漏えいしてしまうと、便利さと引き換えに、医療情報や日常の行動パターン、人間関係、位置情報が悪用されるリスクも潜んでいるのです。
女性が知っておくべき一般的なリスク
オンラインデータを第三者から保護する「VPN」サービスを提供するオランダのNordVPNが、13カ国の1万2726人を対象に行った健康に関するアプリの調査によると、回答者のうち58%が運動や睡眠などの健康に関するアプリを使用しているといいます。そのうち、氏名やメールアドレス、電話番号などの個人情報を提供しているのは50%以上に上り、さらに10人に1人はクレジットカード情報まで提供していました。
サイバーセキュリティーの専門家であり、NordVPNの最高技術責任者(CTO)を務めるマリユス・ブリエディスさんは、こうしたアプリが収集する個人情報について次のように指摘します。
「アプリがより多くの個人情報を有するほど、そのデータの価値は高くなります。個人情報を扱うアプリは単なる設定を保存するのではなく、あなたの人生の一部を保存しているのです」
アプリに個人情報を提供する主なリスクとして、カメラやマイク、位置情報などの過度な権限要求や、収集した情報が広告会社や他の企業を通じて第三者と共有される可能性、位置情報共有アプリを通じたストーキングの可能性、知らないうちに端末が監視されているデバイス監視の可能性などが挙げられます。
「プライバシーのリスクはハッカーだけの問題ではありません。時には、すでに許可したアクセス権限を誰かが悪用したり、必要以上の情報を収集するアプリが危険をもたらしたりすることもあります」とブリエディスさんは警告しています。
